「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

ノリで挑んだ勲章

2015年09月20日 | 日本舞踊
8年ぶりに「新曲浦島」に挑み、

自分としてはやれることは全てやりました。

表現としては、浅くて未熟で手のつけられない状態でしたが、とりあえず、
今の自分の限界に挑戦出来ました。

本番、悪ノリしてまだ一度も座ったことのないところで、座ってみた結果(笑)
膝を強打。
ここ、やっぱり立ったままで良かったのかな?
とか考えながらでしたが(T ^ T)
家に帰ってあらぬ場所が真っ赤になっているのに気がつくというおばかぶり。
勲章として毎日眺めております。
まだ変な色してる。

限界超えた~、と思いましたが、
そこには特別な風景は何も無く、
いつもの静かな日常があるだけ。
きっと、そうなんですね。





どこに何が隠れているのか

2015年09月18日 | 日本舞踊
浴衣会後、休むことなく木曜日稽古が再開されました。

初舞台を立派につとめたHちゃんは、
淡々と次の踊りに励みます。
この淡々と具合が、私は好きです。

やる気があるのかないのか分からない、
ずっとそう思ってきた男の子の兄弟が、
嬉々として稽古にやってきた。
挨拶もそこそこに
真っ先に更衣室へ飛び込んで、
帯を結んでほしいと言ってくる。
どこにどんな才能が潜んでいるか、
本当に分からないと思う。
困ったなと思う人ほど、本番意外な輝きを放つことがある。
やっかいだなと思っても、何年後かに想像を超える恩返しをしてくれることがあるから。
諦めないで良かったね、
とお母さんと大爆笑しました。

大奮闘の姉さん2人、もうどれほど感謝しても
しきれません。陰でどれだけ動いてくれていたか、えらいことです。
またバカやっちゃいましたね(笑)
これが恒例の〆言葉になりました。
そして、本番部活で急に出られなくなったMちゃんが、
悔しさを乗り越えてか、しっとりとした娘さんになりました。こんなに綺麗だったっけ?
完全に男祭りであった今回、ここが抜けてたんだと気がつきました。
おかしい、私の得意分野だったのに。
次回リベンジだね。

楽しんだ代役 暖をとる女(笑)

2015年09月16日 | 日本舞踊
急遽の代役で、姉さんとカップルを演じました。

久しぶりのカップル役に、
相方の背中のポカポカが懐かしくて、
必要以上にくっついていたら、
エロいと言われてしまいました(笑)
愛に溺れる女じゃなく、
男の背中で暖をとる女でした。

背中と手が暖かい人が相方だと燃えるということに気がつきました。

楽しゅうございました。

↓禁断の、tiamo

残務?残夢?

2015年09月15日 | 日本舞踊
浴衣会の会計報告や礼状など、

最後の作業をこなします。

スマホで ざんむ と入力したら、

残夢 と変換されました。

これからは残夢作業と呼ぶことにしよう。

何年も前に稽古もし、お弟子さんにも教え、
ある意味ひとつの目標でもあった、
しかし自分自身では初めて舞台で踊った
新内「来ぬ人を」

新しい踊りで、
あなたに一番良く似合うはず、というプレッシャーの中、見本のないところで初めて踊って全くダメだった、いまだに落とし所が全くわからない
「花は知っている」
実を言うと全然知ってなかった(T ^ T)
ごめんなさい。

8年前京都で初めて踊った
「新曲浦島」の再演。
とにかく激しくて身体が全くついていかず、
先生倒れるかと思いました(笑)
眠かった(T ^ T)
などとお弟子さん方にまで散々なことを言われたいわくつきの演目。

今度も客席から見たらたいした進歩がなかったような気がしますが(T ^ T)
これだけは、本気で分からないのです。
もしかしたら、劣化して退化したのかもしれない。
倒れそうだった8年前に比べれば、
今回はなぜか汗もかかず息も上がらず、
しかも低いけれどどうにか飛ぶことが出来た。
これはかつての自分を振り返れば大いなる進歩です。自分の身体に起きた奇跡に、感謝します。
そして、直前何をどうしたらいいのか途方にくれていた私に、一番大切なことを思い出させて下さった先生に、感謝の気持ちしかありません。あの言葉がなかったら、またあの悲劇を繰り返したと思う。
とりあえず、自分で自分を褒めたいと思います(笑)

出来はどうあれ、
ひと夏これにかけて全力投球出来たことだけは自分の記憶にとどめておきたい。
また行き詰まった時に、思い出せるように。
今いる場所で力を尽くせないのは甘えだってことに、気付けるように。


いまだに帰る港を見失っております。
しばらくは夢の世界に漂っています。


長い夏の終わり

2015年09月14日 | 日本舞踊

浴衣会が幕を閉じました。
姉さん二人が大奮闘、会を切り盛りしてくれました。そして踊りもきっちり決めてくれました。本当にありがたかった。

子ども達は沢山試練を経験し、
きっと成長すると思います。
舞台に出たら何があっても自分の力で袖まで戻る、今回あえて厳しく、つい手を出したくなる自分をおさえることに初めて成功しました。
私も少しは成長したかな。


夢のような1日、
長い長い夏が終わりました。
膝には見事なアザが(笑)
次回は無傷で生還したいです。

やっと

2015年09月09日 | 日本舞踊
やっと本腰で自分の演目に取り組み始める。

遅すぎ(T ^ T)

いろいろハプニングがありーので、

許してください。

とにかくこっからがスタート。

頼むから最後まで持ちこたえてください、

祈る気持ちです。

やめときゃいいのに、
やらかしてしまった私達。
正面突破(笑)