「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

2006年 どんな年♪

2006年12月28日 | 日本舞踊
今年もあとわずか、日舞の活動を中心に一年を振り返ってみることにしました


1月 つくばで初舞 (四季の舞、新内「江戸は隅田」)

2月  

3月  老人ホームでボランティアを始める
   京都の若者イベントに参加 (四季の舞、大和楽「松」)

4月  

5月  kちゃんがお稽古にやってきた 

6月  つくばカピオ「雨にドラマを踊る」(長唄「蛍」)
    直前に体調を崩し、痩せたのは不幸中の幸い・・・

7月  プライベートでタイに旅行 

8月  国立劇場出演のための稽古 かつら合わせなど

9月  国立劇場 長唄「蛍」 

10月 日本舞踊こども教室 スタート
   こども達の成長を見るのはとっても楽しい!!

11月 rさんがお稽古にやってきた
   「つくば薪踊り」 (大和楽「序の舞」、浅草しぐれ)

12月 日本舞踊こども教室に家元が!!


 京都一年目にしては、上出来な一年でした。
楽しい仲間にも恵まれ、可愛いこども達とも出会えました。
つくばでもどんどん輪が広がっています。
後は自分を高める、これに尽きます・・・。

 来年は、もう一歩先へ。
新しい自分を見つけられたらいいな。

ハートで演技、出来る基盤を。来年は基礎強化年間です

お弟子さんたちにも、人前で踊る機会を作ってあげたい。









品とは何だ

2006年12月21日 | 日本舞踊
 「お上品」と聞くと、お嬢様育ちだとか、セレブだとか、そんなイメージを抱きがちです。でも、私達の目指す「品」というのはまた違います。
 半年前に入門してきた生徒さん、品の良いものを身につけたいと思うようになったそうです。踊りの振り一つ、首の振り方一つ覚えるより、これが一番大切なことだと私は思います。とっても嬉しいことです。

 こども達が私と似たような踊りをするらしく、家元が「おかしくって」とくすくす笑っていらっしゃいました。こども達にとっては、目の前の「私」が、良くも悪くも踊りの全てになる訳で、ただ純粋に「まねっこ」をします。私が良い踊りをすれば、きっとみんなついてきてくれるんだな、と嬉しくもありますが、恐ろしくもあります。こどもに限らずもちろん大人も・・・鏡、です。

家元がいらっしゃいました

2006年12月18日 | 日本舞踊
 今年最後の「日本舞踊こども教室」
つくばより お家元がいらっしゃいました。
京都のこども達、保護者にみなさんへ、
私の入門当時の様子なども話され、少し恥ずかしかったのですが・・・。
家元の人をひきつける力に感動。
こども達も保護者の方々も、とても嬉しそうでした。

 「かぞえ唄」「月見草」「鞠と殿様」「花の禿」を初披露。
何といっても一番緊張するのは私です。
3ヶ月の指導が出てしまうわけですからね~~~
でも、こども達はなんのその。
最初は少し緊張気味でしたが、一曲終わるごとにお母さん方
から大きな拍手をもらって、満面の笑み浮かべて一生懸命踊りました。
R師範にも、足の角度や体の向きなど、丁寧にご指導いただきました。

 現実の世界で初めてお家元にお会いしたR子さん、家元のオーラに感激なさったそうです。また家元の大ファンが増えました。KちゃんR子さん、お忙しい中お見送り、ご苦労様でした。

「とてもよい教室で安心しました」と、おっしゃってくださいました。
あんな子どもでも、あなたにそっくりの踊りをする、そうです。
恐ろしいことです。

 良いお弟子さんに恵まれたわね、と。私の足りないところをみんな持ってる・・・・それは褒めているのでしょうか ちがうみたい。
良い出会いというのは、補い合うように働くものなんでしょうね。

 こども教室は3月で終わります。
来年度の開講まで、別の形で続けられたらいいのになあ。
会場探しに奔走する年末年始となりそうです。

無料の会場ないかな~~



 

 


夢に出たって!!???

2006年12月11日 | 日本舞踊
 今年のこども教室は来週で最後。締めくくりにふさわしく、つくばから家元がいらっしゃいます。プラスR姉さん。開講式には体調を崩され、急遽O氏が来るというとんでもないハプニングもありましたが、今回こそ、今回こそ、無事にお迎えできそうです。
 これを聞いたR子さんは、夢にまで家元が出てきたそうな。(もちろん想像上の)
この年で、こんなに緊張することはめったに無い・・・とのこと。きっと素晴らしい出会いとなることでしょう!!そして間違いなく、もっともっと踊りが好きになるんだろうと思います。
 まだ見ぬ孫弟子の夢にまで登場してしまう、我が家元のパワーは計り知れません・・・。

「ホームページのお写真、とっても優しそうですよね」

「・・・・・・・・・」

肯定も否定も出来なかった私

ダビングが出来ない

2006年12月04日 | 日本舞踊
 MP3プレイヤーの普及したこんな今でも、踊りの稽古にはカセットデッキを使います 
稽古用のテープをダビングするには、ダブルカセットが絶対に必要です・・・が、いよいよダビング機能が使えなくなりました。
おかげで二台のカセットデッキをラインで繋げて録音
スマートじゃないな・・・これは。
もちろん音質も落ちている様子です。

でも、同じ箇所を行ったり来たりするにはアナログが一番便利、
と思うのは私だけではないはずです

稽古場に着いて真っ先にすること、
カセット機能付きのデッキ確保に走る
あははは・・・優雅さは捨てて走る

きちんと・・・

2006年12月01日 | 日本舞踊
 お稽古後に老人ホームにお邪魔しました。施設のお隣のお寺ももちろん、梨の木神社の紅葉も見事です。

 ただ今稽古中の長唄「海辺の恋」「岸の柳」、お稽古を始めて間もないお二人には
それぞれの雰囲気に合った演目で始めるのが良い、という考えで家元と相談の上選んだ曲です。お芝居の要素が強いもの、逆にご祝儀舞のように振りごとが多いもの。あらためて自分でも気が付かされます。
 私はとにかくどんな踊りでも好きだったため、まさに”浴びるように”他の方のお稽古に付かせていただいていました。そういった環境を整えてくださった家元に感謝。今はまだお仲間が少なく、そうもいかない。
 いつか、踊りの洪水のようなお稽古場が出来ますように。