「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

ぷらっと

2010年07月27日 | 日本舞踊
帰りはお弟子さん二人とともに

ぷらっとこだま

ワンドリンク付き

で京都に戻りました。

人が多くて改札までちょっと迷いました(泣)

いつもは一人で帰る道、

京都駅からのバスまでKちゃんと一緒でした。

こんな日が来るとは、夢にも思いませんでした。


本番編

島の千歳は集中力を欠き、中盤では

あ、Mちゃんに楽屋見舞いのお礼の電話しなきゃ!

そうだよ、終わったらすぐしなさい!

と、内なる声と会話するという大失態を犯しました。

それ以後やけになり、

やたらと音を外し、笑顔で無意味に動いてしまいました。

あぁ無情。

家元に話すと、

中堅が陥りやすい落とし穴。とのご指摘。

本番に集中出来ない。これが穴。

なぜだ。


下浚いでかなりやりきっちゃった感があった私は、

ペース配分というものを、

完全に見誤ったみたいでした。

ピークは前日にあり(泣)。

お弟子さんには、
下浚いは失敗した方がいいのよ、
なんて大口を叩き、
自分がやらかしちゃいましたの。

祝 初舞台成功

2010年07月27日 | 日本舞踊
美作流創流十周年記念公演、無事に終えました。

今回初めてお弟子さん二人が本舞台に挑戦し、立派につとめられたことに感謝しています。

初めての鬘に本衣裳、豪華な大道具の入った舞台、舞台裏にうごめく多くの裏方さん方、

初めてづくしの中で普段の力を出せるというのは素晴らしいことです。

一生忘れられない思い出になったと思います。

最後の

2010年07月21日 | 日本舞踊
Sちゃんの舞台前稽古が終わりました。

つめの甘い私は、

最後の最後で必要以上に背伸びをしてしまう。

つい本番後に夢を馳せてしまう。

今できなくてもいい、ことを直前に要求しちまいます。
舞台のパワーがどうにかしてくれると信じて。

私にとって、

本番直前の集中稽古が本番であり、

集中稽古の間に一度でも満足いく踊りが踊れれば、それで満足なんです。

本番は頑張ってきたご褒美みたいなもんなので、うまくいこうがポカしようが関係ありません。

やっぱりこれって詰めが甘いってことになるんでしょうね(泣)

プロ意識無しってことになるんでしょうか。


めんどうな能書きは置いといて、


またあの輝いた場所に戻れるだけで幸せ。




真夏日

2010年07月21日 | 日本舞踊
京都での稽古は終わりです。

真夏日です。
暑すぎて暑さを感じなくなりました。

暑さは筋肉によいような気がしますが、舞台前の緊張感とクーラーのダブル攻撃で固まります。

油断がなりません。
生足厳禁、

禁、冷たい飲み物

朝夕、稽古後忘れずにストレッチでなんとか乗りきります。
アキレス腱事件以来初めての定期公演、
二年なんてあっという間ですね。


いよいよ戦い?

いえいえ、

闘いが始まります。

嬉しい知らせ

2010年07月16日 | 日本舞踊
二年前東京に引っ越されたRさんSちゃん母娘から、公演を観に行きますとお電話がありました。

毎年祇園祭におみえになってましたが、今年はつくばで再会。

Sちゃんも成長しただろうなぁ。

何年たっても色褪せず、あの時と同じように笑いあえることに感謝。

来週は京都、大阪から、名古屋から、お江戸から、

密かな大移動が始まります。

ズバリ、

自分の踊りの事など頭からすっとぶ程に、

ありがたいです。

大厄を乗り越え、

今年は良い流れに乗っています。

流されてません

2010年07月15日 | 日本舞踊
祇園祭の宵々山だと言うのに、今日も稽古です。

デートがあった方、ごめんなさい。稽古後にでも繰り出してください。

そっちは雨が凄いらしいけど、大丈夫?というメールをR姉さんから頂きました。
鴨川は増水してますが、

うちは大丈夫、流されてません。流されたらいっそ泳いで鹿島灘まで。

とはしゃいだら、

鹿島立ちでまた西へやられるよ、

とツッコまれました。

今日も家出たとたん降り始めました。

富士樹海を越えて

2010年07月09日 | 日本舞踊
本番が近づき、

出演組は踊りに悩み、訳もなく考えこみ、

つくばツアー決行組はゲリラ豪雨を心配しています。

なぜなら、

美作流には雨女に嵐を呼ぶ女が溢れているからー。

前夜の夜行バスに乗り込む二人は、

高速道路が通行止めにならないか、

富士樹海を越えられるか(笑)、


無事に楽屋に到達出来るか、

ちょちょ紛れているちいさな私を見つけられるか、

ハイテンションで1日乗り切れるか。

心配事は尽きません。

このままおかしな一体感を保ったまま、

本番を迎えられれば言うことはありません。

祇園囃子にもあおられて、

まさにお祭り気分です。