「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

稽古納め

2009年12月28日 | 日本舞踊
本日稽古納めでした。

10時から夜9時までフルタイム。
疲労困憊でございますが、頭は冴えわたっています。

舞台にかける踊り、皆さん終盤にさしかかってきました。

最近の口ぐせ、

最後の部分は舞台直前に入れますから。

後2ヶ月もあれば、もっともっと上手になります。今からが一番の伸び時。

追い込んで追い込んで、
ラストでぱっと大輪の花を咲かせたい。
これも私の欲でしょうか。

つくばの家元宅では今夜忘年会だそうです。

駆り出され慣れ

2009年12月21日 | 日本舞踊
最近入門したkちゃん姉妹はステージに駆り出されるのに慣れているそうです。

フラダンスやモダンバレエの舞台に駆り出された経験あり。

ということで、美作恒例子役に駆り出されてくれるよう、お願いしたところ、ひとつ返事で引き受けてくださいました。

ちなみに

六歳と三歳。

来年4月にはもうお一人誕生します。

まとめてお引き受けいたします。

こども教室稽古納め

2009年12月19日 | 日本舞踊
2月の発表会にむけて、二時間たっぷり頑張っています。

緊張感とともに声がかれます。

で、最近はホットマグ?にハチミツショウガレモンを常備。稽古の合間に一人美味しいカフェタイム。


本番前稽古は残り四回。なんとか最後までこぎつけないといけないのですが、

花の道成寺

なかなか大変です。

13名の群舞は壮観。
前に後ろに、ぐるぐる回ったりと見応えがあります。

でも、

振りは簡単ではありません。

京都のこども達の為に群舞の振りを付けて頂いたのですが、

さすがお家元

こどもだからと言って妥協しない振り付けです・・

無事に仕上がるのをただ祈るだけです。

神さまを信じますか

2009年12月16日 | 日本舞踊
師走です。

京都ではほんとに街中でお坊さんが走っているのをよく目にします。

昨日は、バス中でお坊さんが手帳を見てブツブツ呟いていました。


私はといえば、2月の舞台に向けてエンジンがかかってきました。ちょっと早すぎますね~。

2年に一度の一大イベントといっても、自分の踊りはいつも一番後まわし。師匠に申し訳ないと思いつつも、いつもこの調子です。

しかしすぐに稽古に入れるように心の準備だけはしておくつもりです。

今回挑戦するのは

一奏 おたあジュリア
の予定。

秀吉の挑戦出兵で日本に連れてこられ、キリスト教の信者となりました。その美貌から改宗して家康の側室に、という誘いを断った為に流罪となりました。彼女の最期には諸説ありますが、神津島に流されたのは有名な話です。

六年ほど前、おたあの暮らした神津島がどうしても見てみたくて、フェリーに乗って出掛けました。
小さくて静かな島でした。
からりと晴れた空が青くて、心が洗われるようでした。

私が一番よくわからないのは、

儒教的思想のアジア人が、そこまでキリスト教を信じられた訳。

当時の日本で広まっていたキリスト教は、西洋のそれとは異なっていたのだと思います。

何でもうまく取り入れてきた日本人のことです。

日本人にはやはり仏教、

と内心思っている私にとっては

なかなか難しい演目となりそうです。

歴史上に名を残した女性達というのは、
本当に賢く強い。

現代の私達は

ほんとにやわやわです。

涙なしでは

2009年12月09日 | 日本舞踊
保護者の皆さんから、伝統文化こども教室継続の要望書を頂いています。

それを読んで感激しています。

何も言わないでも、きちんと受け取ってくださっていたのがひしひしと伝わってきたから。

涙でボロボロです。
「ピンチはチャンス」

折に触れ浮かぶのはこの言葉です。

今回のピンチに、最大のエールを贈って頂き、

また三年位は頑張れそうです。

皆さんありがとうございました。

今年の体験教室終了

2009年12月08日 | 日本舞踊
be京都さんでの体験教室が終了しました。



お母様のつくられた画廊を守ってらっしゃるという、Sさんがご参加されました。

この踊りが一人で踊れるまで、後一月ほど稽古に通われるとのこと。

女の大厄で自分も家族も苦しんだ一年でしたが、

思い返してみれば沢山の出会いがありました。

新しく入門された方が三名、可愛い可愛いこども達との出会い

来年はまた新しい風が吹くのでしょうか。

来年は追い風にあおられ?

スイ~っと進めたらいいな。

ありがたいこと

2009年12月03日 | 日本舞踊
伝統文化こども教室事業 継続のための要望書、

歴代の参加者さん方にも、呼びかけています。

早速保護者の方々から、

お声がけ頂きました。

現在の参加者さんだけでなく、

初年度にご縁のあった方からも久しぶりにメールを頂きました。

事業の継続がもちろん目的ですが、

こうしてまたご縁がつながったことだけでも、

胸の中があたたかい気持ちになります。

思わず手を合わせたい気持ちになります。

これだけでも、四年間細々とつなげてきたことが報われます。

芸術は自分持ちか

2009年12月02日 | 日本舞踊
事業仕分けにより

伝統文化こども教室
も来年度からは危うい状態です。


芸とお金は自分持ち

とはよく言われることです。

身銭をきって芸にかけた者の凄みには、やはりかないません。

でもせめて、
こども達には機会を残しておいて欲しい。
というのが本音です。

家庭の事情など、いくら好きでも叶わないことがあるのです。


関係団体のお手盛り事業、などと批判されているようですが、

皆さん半分はボランティアで取り組んでいるはずです。
足りない部分は間違いなく持ち出しです。

要望書を提出するのはもちろんですが、
あらためて

色々なことを考えさせられました。


中途半端さ、

芸を伝えることと、それを取り巻く様々な矛盾に。

それでも、

常に前を向いて私達を先へと導いて下さる家元と、

必死で稽古する皆さんの姿に、

こんな時代でも踊りを始めたいとおっしゃって下さる方の存在に

私は救われます。


なんとかしなければ、

そんな気持ちだけが先走る今日この頃です。

体験教室★本日二回目

2009年12月01日 | 日本舞踊
be京都での 日本舞踊体験教室第二回目が終わりました。

参加者は一名、マンツーマンで二時間みっちり

端唄 夕ぐれ

を稽古しました。

こどもの頃に何年かお稽古されていたとのこと、

さすがに飲み込みは早いです。

今回は全三回で修了ですが、

来週でなんとか最後まで入りそうです。

大変有名な端唄で、
歌謡曲の間にはさんで踊られることもあります。

○○~夕ぐれ入り~
なんて感じに。
ちなみに

新舞踊 隅田川慕情

にも入っております。

これは私も大好きな踊りです。