さっき母を車いすに乗せて、
近所の美容院に行き、髪を切ってもらった。
前回から、4ヶ月ぶりで、
前回が「人生最後の、美容院」だと思ったら、
そうではなかった。
今の住まいに転居してから、
母はずっとこの美容院に通っており、
寝たきりになり、座位を保つのが困難になると、
カット前の髪濡らしや、カット後のドライヤーなしで、
髪だけ15分以内で切ってもらうようになった。
だから、入浴した当日か翌日しか行かれない。
母は、お風呂(シャワーだけ)も、
半年前頃からは二週間ごとになり、
美容院はもう無理かなと思っていたが、
髪が長くなりうっとうしいのが耐え難かったようで、
今日お風呂に入れると、美容院に行くと訴えられた。
とにかく短くしてもらい、本人もさっぱりした。
「生きていると、髪と爪が伸びる。
このまま(長いぼさぼさ頭で)、死ぬのかと思っていた」
と母が言うとおり、恐らく、今日が、
人生最後の、美容院だろう。
こんな状態でもお迎えが来るまでは生き続けるのだから、
本人にしか苦しさはわからないのだが、
なんとかならなかったかなあ、三浦春馬さん😭
(ショックを引きずっています😨 )
私の母は亡くなる前々日に美容院でパーマをかけてもらって、ホテルの私の隣のベッドで亡くなりました。おかげで棺の中の母の頭は綺麗でした。が、パーマなどかけたから早く死んだのではなかったかとも思いました。心臓の心室細動で4月くらいまでの命と言われていましたが、1月になくなったのは…。一昨年の話です。入院していたのに孫が帰ってくるから無理やり外泊願いをもらって私とホテルに泊まっているときのことでした。長いコメントになったから、読み捨ててください。
医師の余命宣告は目安ですから、それより長いことも短いこともありますよね。
私の父は、自分でトイレに行こうとして急変し亡くなりましたが、
仮に幾らか短くなったとしても、最後まで自分でトイレに行こうという
意志を通したのだから、幸せだったと思います。
私の母は、夏どころか春も越えられるのかなと思っていました。
今後が不安ですが、なるようにしかなりませんね。
そして死の3日前、寝所に叔母を呼んで「あんたが息子よりも好きだった。本当に有難う。あれはオレが連れて行く。心配するな。幸せに暮らしてくれ」と言い残したそうです。
あれとは大腸癌で人工肛門となり働けなくなった叔母の夫です。そしてその夫は3ヵ月後に急逝しました。
人間最後は本音を喋ると思いますが、話す相手がいるのは幸せでしょうね。
三浦春馬さん、本当に話す相手はいなかったのかも…