11月に予定されている沖縄県知事選の前哨戦となる沖縄市長選が20日告示(27日投票)され、日本共産党から保守層まで幅広い共同が推す前副市長の、しまぶく芳敬(よしのり)候補(64)=日本共産党、社民、沖縄社大、生活推薦=が力強く第一声を上げました。
(写真)出発式で訴える、しまぶく候補(右から3人目)。
(左から)稲嶺市長、(2人おいて)赤嶺議員ら=20日、沖縄市
選挙戦は、前自民党県議で安倍政権総抱えの桑江朝千夫(さちお)候補(58)=自公推薦、民主、維新、そうぞう支持=との一騎打ちです。
出発式で、しまぶく候補は、最大争点の辺野古新基地建設の是非を相手候補がひた隠しにしている点を批判。「私は辺野古『移設』を絶対に認めない。『オール沖縄』で基地の障害を取り除き、政府言いなりでなく、市民主権の沖縄市をつくる」と力を込めました。
応援に駆け付けた稲嶺進名護市長は「(相手候補の応援に)本土から大物政治家が来ているが、東京で沖縄のことを決めるのか。沖縄は絶対に屈しない」と力説。日本共産党からは赤嶺政賢衆院議員が訴えました。
一方、前自民県議の陣営は、自民党の石破茂幹事長、公明党の太田昭宏国土交通相ら安倍自公政権の閣僚、幹部らが応援にきました。