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きょうの潮流

2017-09-26 | コラム

キンモクセイの香り漂う散歩道。身近な秋を五感で味わえる時節になりました。仏教では、人間の五官の対象である色・声・味・触・香を五境といいます▼中国の経典には、かぐわしい香りは神の心を動かすとあります。よいにおいがする香は、古くから神事や生活の場で重宝されてきました。上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃんの名前が、その字を重ねた「シャンシャン(香香)」に決まりました▼名前の公募に30万通をこえる応募がくるほど、パンダ人気は根強い。かぐわしいには、心が引かれる、好ましいという意味もあるそうで、みんなに愛され続けてほしいとの思いが込められているのでしょう▼同じ日の発表でもこちらは国政を私物化する権力臭がぷんぷんと。安倍首相が28日の臨時国会冒頭で衆院を解散すると表明しました。「もり・かけ」は食い逃げのまま、北朝鮮情勢もにらんで今なら勝てると。後付けで掲げたのは再来年に予定される消費税10%の増税分の使い道です▼アベノミクスの失政で格差と貧困を広げておきながら、いかにもとってつけたような解散理由。これで信を問うとは、パンダじゃないが、目を白黒させてしまいます。しかも冷たくしてきた子育てや教育を持ち出して。どこまで国民をバカにするのか▼国会での数を頼りに、あくまで9条改憲を押し切りたい。自身の存在意義と野望をかけた解散・総選挙。問われるのは憲法を壊しまくるアベ政治そのものです。ゆめゆめ、しゃんしゃんでは終わらせまい。


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