「戦争させない北海道委員会」は札幌市内で19日、一昨年の戦争法強行以来、連続17回目となる「安保関連法廃止、憲法改悪阻止 総がかり行動」に取り組みました。
(写真)「憲法改悪今すぐ阻止」のボードをかかげ
アピールする人たち=19日、札幌市
時折雪が降る厳しい寒さの中、会場の大通公園には600人が集まり「安保関連法今すぐ廃止」「憲法改悪今すぐ阻止」のボードを掲げアピールしました。
道平和運動フォーラムの長田秀樹代表は、南スーダンでのPKO活動の日報の存在で戦闘状態が明らかになったのに、安倍首相や稲田防衛相は「武力衝突」だと言っていることを批判。「共謀罪の成立阻止とともに南スーダンからの即時撤退のため力を合わせよう」と訴えました。
道憲法共同センターの黒澤幸一共同代表(道労連議長)は「南スーダンでは殺傷や建物の破壊が現実に起きています。自衛隊員を直ちに撤退させることが求められています。地域から粘り強く声を上げていくことが戦争法廃止につながる。引き続き運動を強めよう」と呼びかけました。
日本共産党の畠山和也衆院議員、民進党の池田真紀衆院道5区予定候補、呼びかけ人の結城洋一郎小樽商大名誉教授、岩本一郎北星学園大教授がそれぞれ訴えました。