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大阪府議会 維新、過半数割れ ― 造反4議員を除団

2013-12-18 | 地方政治

松井知事 三セク株売却案否決に「やっつけられた」

 大阪府議会で、泉北高速鉄道を運営する府の第三セクター株の米投資ファンドへの売却議案が否決された16日、維新府議団は、採決で造反した4人の除団を決めました。この結果、51人になり、府議会(105人)での単独過半数を割り込むことになりました。

 「やっつけられた」。議案提案者の松井一郎知事は否決の受け止めをこう語り、維新過半数割れについて「府政運営は非常に厳しい状況になる」と述べました。

  府民世論の高まりの中で反対票を投じた造反議員に対しては「(維新府議団での)多数決の結果に従えないのはわがまま、駄々っ子」と非難。しかし、団総会では別の府議からも「執行部はどんな責任をとるのか。十分な配慮をしてきたのか」との声が上がりました。

 同党の最大目標である「大阪都」構想の実現の前提となる住民投票の実施には、大阪市議会と府議会での協定書の承認が必要。府議会での過半数割れは「都」構想の行方にも影響を及ぼします。

  松井氏は「そもそも市議会では(維新の)過半数がない。公明党の理解は絶対必要だ」と強調しました。

  しかし、市議会でも維新以外の全会派の反対によって、橋下徹市長肝煎りの議案が否決される場面が増えています。17日の本会議では、辞職した維新議長の後継に自民党の木下吉信市議が選出されたほか、市営地下鉄・バス廃止・民営化条例案が3度目の継続審議となりました。

 


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