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開幕直前  ブラジル“W杯色”に

2014-06-11 | 国際ニュース・世界情勢

 サッカーのW杯ブラジル大会は12日(日本時間13日)、日本を含む32チームの参加で幕を開けます。サッカー王国で行われる2度目のW杯を3日後に控えた9日、開幕戦が行われるサンパウロは、本番に向け雰囲気が高まってきました。

 空港には、各国のサポーターが次々と到着。参加国の国旗がはためく街中は“W杯色”に彩られています。

 ブラジルではこの間、教育や医療について政府への不満が表面化し、巨費を投じたW杯開催に対する抗議の声が上がっています。当地では5日から始まった地下鉄のストライキが9日まで続きました。

 それでも人々はW杯に期待を込めます。サンパウロに住むサンドラさん(50)は「今回はブラジルでも大きな歴史の瞬間になる。W杯が政治的な思惑を超えて、もっと大きな何かをもたらしてくれると思う」と胸をはりました。


 サッカーW杯 4年に1度開かれる世界最高峰の大会。1930年、ウルグアイで初開催し、今回で20回目。32チームが8組に分かれ総当たりのリーグ戦を行い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進みます。


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