日本共産党の小池晃書記局長は21日の国会内での記者会見で、日本政府が商業捕鯨の再開に向けて国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する方針を固めたことについて問われ、政府の対応を批判しました。
小池氏は、「鯨食は、伝統的な日本の食文化の一つであって、科学的根拠にもとづいて、厳格な管理のもとに引き続き捕鯨は行われるべきであるというのが、共産党の基本的な立場だ」と説明。一方、今回の日本政府の対応について「日本の主張が受け入れられないから脱退するという対応は、国際的な理解を得られないのではないか。得るものよりも、失うものの方が大きいと言わざるを得ない」と指摘しました。