9/27(水) 17:56配信
選挙後の総理大臣指名選挙で小池都知事を担ぐ構想も浮上しています。民進党が小池都知事が代表を務める「希望の党」に合流する方向で最終調整していることが明らかになりました。民進党が希望の党への合流に向けて大きく動き出しました。これからどうなっていくのでしょうか。
(政治部・白川昌見記者報告)
民進党内では突如、浮上した合流話に激震が走っています。今、民進党内のリベラル系の議員グループは緊急集会を開いています。28日の両院議員総会への対応を話し合っています。ある議員は「全くそんな話は聞いていない。本当にそんな提案があるなら、あすの総会で反対する」と明言しています。また、民進党の参議院議員は、27日午後9時から「必ず出席するように」と通達したうえで、緊急の総会を開くことを決めました。民進党では合流について、参議院議員はそのまま民進党として残すことや希望する人に希望の党から出馬を認める形にするなど、さまざまな構想が浮上しています。合流した場合の代表が小池知事になる見通しであることについて、党内からは「総理指名で小池さんの名前を書くのはしゃくだが、政権交代のためにはしょうがない」という声も上がっています。まずは28日の両院議総会で、前原代表が党運営に関する一任を取り付けられるのかどうか、これが最大の焦点となります。