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国連のプライバシー権に関する特別報告者のジョセフ・ケナタッチ氏 ― 日本政府の抗議への反論(要旨)

2017-05-25 | 危険な安倍政権の軍国主義・国民弾圧許すな

日本政府による抗議(18日の政府見解、22日の菅義偉官房長官記者会見)に対する「反論」(22日付)の要旨は次の通りです。

                          写真

 

                              (写真)ジョセフ・ケナタッチ氏

 

 

日本政府の抗議への反論(要旨)

 ▽私の書簡は、日本政府が、提案された諸施策を十分に検討することができるように十分な期間の公的議論を経ることなく、法案を早急に成立させることを愚かにも決定したという状況においては、完全に適切なものだ。

 ▽私が(5月18日に)日本政府から受け取った「強い抗議」は、ただ怒りの言葉が並べられているだけで、全く中身はなかった。その抗議は、私の書簡の実質的内容について、一つの点においても反論するものでもなかった。

 ▽日本政府は、これまでの間、実質的な反論や訂正を含むものを何一つ送付して来ることができなかったいずれかの事実について訂正を余儀なくされるまで、私は、安倍首相に向けて書いた書簡のすべての単語、ピリオド、コンマにいたるまで維持し続ける。日本政府がこのような手段で行動し、これだけ拙速に深刻な欠陥のある法案を押し通すことを正当化することは絶対にできない。

 ▽日本政府は、2020年の東京オリンピックに向けてTОC条約を批准するためにこの法案が必要だと主張する。しかし、このことは、プライバシーの権利に対する十分な保護措置のない法案の成立を何ら正当化するものではない


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