志位委員長は、6中総への幹部会報告で、これまでの野党共闘の到達点にたち、総選挙で野党共闘をさらに発展させるために、民進党、社民党、生活の党に対して、真剣な協議を開始することを呼びかけました。
志位氏は、野党4党が党首会談で、(1)安保法制の廃止、立憲主義の回復(2)アベノミクスによる国民生活破壊、格差と貧困を是正する(3)TPPや沖縄問題など、国民の声に耳を傾けない強権政治を許さない(4)安倍政権のもとでの憲法改悪に反対する―との4点で、安倍政権と対決する政治的内容を確認していると指摘。総選挙でも「できる限りの協力」を行うことは、野党4党の党首会談、書記局長・幹事長会談で繰り返し確認されている公党間の合意事項であり、野党共闘が大きな威力を発揮したことは、参院選1人区の結果をみればだれも否定できない事実だと指摘しました。
そのうえで、総選挙での選挙協力を進めるために、▽豊かで魅力ある共通政策を練り上げる▽政権問題で前向きの合意をつくる▽本格的な相互協力・相互支援を実現する―などの課題を提示。市民運動の方々とも協力し、互いに誠意をもって真剣な協議をつくすならばそれらを乗り越えるのは可能だと述べました。