九州北部豪雨の復興のため全国から集まる支援者の拠点となる日本共産党の救援ボランティアセンター(福岡県朝倉市杷木)は26日、専用電話が設置され、ボランティアの受け入れが本格的に始まりました。
26日は5人が東峰村の社会福祉協議会の活動に参加し、家屋に入り込んだ石交じりの泥を手作業で取り除きました。
仲間に支援を訴えるために、まず参加した福岡県建設労働組合大川三潴(おおかわみづま)支部の江頭末春さん(59)は「仮設住宅建設など、復旧に向け建設業の仲間には大きな役目が課せられている。生活再建に仲間たちの力を集めるとともに、木造仮設の払い下げなど安全・安心な地域づくりの提案をしたい」と話しました。
支援を受けた岩田謙二さん(72)は「車の窓ガラスの高さまで泥をかぶり、ボランティアが来なければ生活どころではなかった」と語りました。
センターは20日に開設。ボランティアの活動内容は、▽朝倉市・東峰村の社会福祉協議会と協力した家屋の泥出しや片付け▽党や民主団体に要望が寄せられた店舗や農地で泥出し▽被災地域を戸別訪問してのチラシ配布・要望聞き取り―の三つとなっています。
申し込み方法 活動参加には事前申し込みが必要。参加する日の2日前までにお問い合わせください。また、各地の社会福祉協議会で加入できる「ボランティア活動保険」にご加入ください。
「日本共産党九州北部豪雨救援ボランティアセンター」 場所=朝倉市杷木志波21「やすらぎの里 めだか」1階。電話=0946(63)8011、ファクス=0946(63)8012。
九州大水害救援募金受け付けています
日本共産党中央委員会
【郵便振替口座】
00170-9-140321
【加入者名】
日本共産党災害募金係
※通信欄に「九州水害募金」と記してください。手数料はご負担願います。