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原子力空母事故も秘密に ― 秘密保護法案阻止へ勉強会

2013-10-22 | 危険な安倍政権の軍国主義・国民弾圧許すな

一般市民やジャーナリストなど200人が参加し 

 安倍内閣が今国会での提出をねらう「秘密保護法案」を考える勉強会(第3回)が21日、国会内で開かれました。一般市民やジャーナリストなど200人が参加し、6党(共産、民主、維新、みんな、生活、社民)の国会議員が出席。日本共産党からは、赤嶺政賢衆院議員、井上哲士、仁比聡平、吉良よし子の各参院議員が参加し、各省庁(内閣官房、総務省、外務省、防衛省、警察庁)の担当者に同法案の問題点についてただしました。

原子力空母の事故や原発事故の情報も? 

井上氏は「原子力空母の事故や原発事故の情報も、米国との関係で安全保障上の問題として取り扱うことになれば、秘密として公表されないのではないか」と質問。内閣情報調査室の早川智之参事官は「安全保障に関して、手の内を明かすような情報は秘密としなければならない」と認めました。

フリーの記者を含め、報道機関の取材行為が処罰の対象に?

 仁比氏は「フリーの記者を含め、報道機関の取材行為が処罰の対象にならないことは、法案でどう保証されるのか」と質問。早川氏は「(フリー記者を含め)正当な取材行為においては処罰の対象にはならない」と答えました。仁比氏が「誰が判断するのか」と追及すると、同氏は「最終的には裁判所が判断する」と回答。「逮捕してから裁判で判断するなど許せない」との声が上がりました。

 新聞労連の日比野敏陽委員長は「裁判になった場合、どのように行われるのか」と質問。早川氏は、裁判が秘密とされることを否定しませんでした。

 最後に民主党の近藤昭一衆院議員が「法案の提出阻止に向け、ともにがんばりましょう」と超党派に呼びかけ、引き続きこうした場を設けることを確認しました。


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