集団的自衛権行使の容認反対を訴えて6日、女性たちが雨の中、東京・銀座の街をパレードしました。
(写真)雨の中、「集団的自衛権の行使容認
はダメ!」とパレードする女性たち
=6日、東京都中央区
子どもを抱いたり、幼稚園のお迎えまでならと参加した母親など200人が集まりました。「若者を戦地へ送るな」「こどもに平和を手渡したい」など手書きのプラカードを掲げ、「戦争する国とんでもない」「勝手に憲法変えないで」と唱和しました。
コールを担当した千葉市の女性(39)は中学3年を筆頭に4人の子どもがいます。「子どもの命を守るためにできることは何でもしたい。私たちが動いたら世界は変わります」と元気いっぱい。
インターネットで行動を知った埼玉県越谷市の女性(30)は2歳の息子を抱いて歩きました。「勝手に憲法解釈を変えようとする安倍首相の暴走をとめたい」と話します。
パレードに先立つ集会で呼びかけ人の日本YWCAの俣野尚子会長は「国のかじ取りが間違わないよう、声を集めていきたい」と訴えました。主婦連合会の河村真紀子事務局長は「安倍政権の横暴に黙っていられません」と語りました。
日本婦人団体連合会の柴田真佐子会長があいさつし、各女性団体代表がリレートーク。新日本婦人の会の笠井貴美代会長は「『戦場に子どもを送らない』と全国で行動が広がっています」と強調しました。
日本共産党の田村智子参院議員があいさつしました。