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トランプ入国禁止令 ― 米高裁 差し止め継続 “政権側は証拠提示せず”

2017-02-11 | 国際ニュース・世界情勢

 「テロ対策」としてイスラム教圏7カ国国民や難民の入国を禁止した大統領令の暫定的差し止めを命じた米連邦地裁決定について、西部サンフランシスコの連邦高裁は9日、地裁決定を支持し、トランプ政権側の求める地裁決定の取り消しを退けました。同大統領令の停止は継続されます。


 高裁の判事3人は満場一致で地裁決定を支持。判断の理由として、7カ国からの入国制限を正当化するための安全保障上の懸念について、政権側が証拠を全く提示していないなどと説明しました。

 3判事のうち2人は民主党のカーター、オバマ両大統領が任命。1人は共和党のブッシュ(子)大統領が任命しました。

 トランプ氏は高裁決定の直後、ツイッターに「法廷で会おう。われわれの国の安全保障がかかっている」と投稿しました。司法省は高裁の判断を精査中と表明。政権側には2週間以内に▽高裁に対して所属裁判官全員による審査を求める▽最高裁に上訴する―のいずれかが可能です。


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