国民の声を正しく報道する「しんぶん赤旗」が、29日の空前の官邸前抗議デモを伝えています。以下をクリックして下さい。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-30/2012063001_01_1.html
しんぶん赤旗より。実際に比べて見て下さい。新聞各紙のなかで最もあの状況をよく捉えています。木の陰になっていますが、人の列は写真の左上方向にはみだして、写っている長さの4倍くらいまで延びています。また、写真の左方向や右方向など他の道にも沢山の人の列がありました。IWJなどのサイトで空撮や俯瞰の動画や写真を見ることができます。(ただ、ピークは暗くなってからだったので、空撮の動画は映りが今ひとつなのが多いかな・・・俯瞰の動画http://iwj.co.jp/wj/open/archives/21458と空撮の写真が良く写っています。まさに、テレビで見た「安保闘争」さながらの人の数です。)
・・・消費税増税の採決が強行され、7月1日には大飯原発の再稼動が開始されるという、緊迫した情勢。官邸前の抗議行動も、ただでは済まないだろう。どうにも、いても立ってもいられなくて、行ってきました。首相官邸前の抗議行動。
私は、6時20分頃に到着して、最初はこんな感じ。車道1つをつぶして、両側の歩道も埋め尽くした状態。まだ車線3つが通れました。
「福島をかえせ」、No Nukes、忌野清志郎の顔、赤ちゃんの写真、多かったのは野田首相などの顔。思いのこもったプラカードを手に、「再稼動反対」とシュプレヒコールをしています。
同時刻、仙石さんはこのようにのたまっていたそうです。民主主義を否定する発言ですね。民の声はどうでもいいわけですから。
野田首相にいたっては、「大きな音だね」と驚いた様子で言ったそうです(ウォールストリート・ジャーナル日本版)。彼にとっては、民の声は、「うるさい騒音」でしかないのです。
それに比べて、見てください、この人のエキサイティングな表情といったら!(注:あぶないひとではありません。日本共産党の志位和夫委員長、その人です。民の声を、一生懸命代弁しようとしています。)(代弁しすぎ?)
ネットでこのような話題を拾いました。地下鉄の駅員さんが目を真っ赤にしてうれし泣きしながら、この巨大な人の列を見ていた、というのです。
また、小声で「再稼動反対」と言いながら、道幅を広げてくれたおまわりさんがいたそうです。
私も、パパに肩車された小さい男の子がかわいい声で「さいかどうはんたい!」と言っているのを見て、思わず笑ってしまったら、パパが私に微笑み返してくれました。男の子は照れていました。
TBSのニュースキャスターがカメラの前でしゃべっているすぐ横から、「しっかり報道してくれよ!」と注文をつける人。
このように、原発に対して、野田政権に対して怒ってはいますが、殺伐とした感じの人はほとんど見かけず、むしろ皆「輝いて」いました。この点が印象的でした。
中心となった国会と内閣府の間の道路では、人の数が段々と増えてきて、一つ、また一つと車線が人で埋められていき、7時20分頃(?)には、とうとう全ての車線が人であふれてしまいました。割と急な感じでした。
多分、その増え方に危機感を持ったのでしょう。7時40分頃、主催者側から「これ以上人が増えると危険なので、これで抗議行動は終了とします。」とのアナウンスがあり、騒然とする中、警察と主催者が一緒になって、参加した人たちに、もう解散するようにと懸命に説得がなされ、少しの不満の声はありましたが、素直に皆が従ったのです。
そのため、怪我人も、逮捕者もひとりも出さず、無事に抗議行動は終了したのでした。
私は言いたい。政府よ、見たか。これが民衆の力だ!!!!!
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