こちらの本、購入しました。
ゼロ ウェイストとは
zero waste
地域社会での廃棄物の発生や資源の浪費をゼロに近づける運動。“浪費、使い捨てなどの資源の無駄使い、ゴミを無くそう”という意味で、リサイクルのように出てきた廃棄物をどう処理するかではなく、そもそもゴミを出さないという考え方です。
この言葉を知ったのは、ほんの2週間前。
脱プラスチックという言葉から 辿りついたのです。
日本では まだ あまり知られていない言葉。
知っている方はすでにゼロウェイストの実践者でしょうか。
具体的には、基本の五カ条
Refuse 断る
たとえば、無料グッズを断る
Reduse 減らす、不要なものを手放す
たとえば、小さな家にすみかえる
Reuse 使い捨てをやめる
Recycle 上の三つができないものはリサイクルする
Rot 残りは全て堆肥にする
堆肥にするのはともかく このくらいやっているわと思う方もいるでしょう。
誰でも ペットボトルはリサイクルに出したことがあると思います。
しかし、この本は
プラスチック製品からプラスチック製品へリサイクルすることをやめるように提唱しています。
それでは いつまでたってもプラスチック製品は減らないし、それが海に流れ、近いうちにに魚よりプラスチック製品のほうが海に多くなる危険があります。
技術で海のゴミを回収すれば良い
でも、プラスチック製品が出る限り、イタチごっこです。
自分は海にゴミは捨てない
回収された廃プラスチックが東南アジアへ輸出されたり、廃プラスチックの処分にこまって 不法投棄されます。
また、畑で使うプラスチック製品 肥料などの袋が風に飛ばされて 川に流れ、海へ流れます。
脱プラスチックとかプラスチックフリーと言う言葉もあります。
脱プラスチックをするにはどうしたらよいか
その方法がゼロウェイストの理念です。
現代では、プラスチック製品抜きに生活は成り立ちませんが、そこをあえてゼロにする。
そう。100パーセント達成できないでしょう。
ミニマム ウェイスト とか ロウ ウェイストという言葉もありますが、
あえて ゼロ という。
ゼロウェイストとは、人類が追うべき理想です。だから、私は ゼロウェイストに向けて、終わりのない旅に出ることにしました。
今までの自分は無知で、せっせとプラスチックからプラスチックへのサイクルの歯車になり、プラスチックを使い捨ててたことに情けない気持ちでいっぱいです。
でも、この著者もかつてはそういう人間だったそうです。
実践するべきことは 山ほどあって、でも、ドラッグストアやコンビニではほとんどの人がレジ袋をもらっている現実に絶望的無力感を感じたり。
でも、世界中にゼロウェイストの実践者がいることも心強い。