とある記事からのメモ
・発電所や製油所などにおけるエネルギー転換
・工場などでの産業
・自動車や鉄道などの運輸事業
・商業やサービス、事業所などの業務その他
・家庭における各種活動
・工業プロセスおよび製品の使用
・廃棄物の焼却など
・その他
(※4)
日本においても、もっとも多くの二酸化炭素を排出しているのは、エネルギー転換部門である。我々日本人にとって、電気は日常生活に欠かせないエネルギーだ。太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーも増えてきているものの、大量の化石燃料を使う火力発電からの脱却は、まだまだ遠い。
また事業活動においても、二酸化炭素は排出される。工場で製品をつくったり、それを流通ルートに乗せて出荷したりすれば、それも二酸化炭素排出の理由となる。
家庭における二酸化炭素排出も無視できないだろう。日々の食事のためにガスを使ったり、入浴のために湯をわかしたりすれば、それも二酸化炭素を生み出すことになる。日々の移動に欠かせない「自動車」も、キーポイントの一つだ。
もう一つ、忘れてはいけないのが廃棄物の焼却処理である。ごみや不用品を処分するためには、非常に大きなエネルギーが必要になる。ごみを燃やせば、当然二酸化炭素が発生。日本で排出される廃棄物の量はまだまだ多く、地球温暖化以外の側面から見ても、解決するべき課題と言えるだろう。
二酸化炭素排出の理由として、もっとも多いのが「エネルギー部門」である。エネルギーをつくり、それを使うプロセスにおいて、非常に多くの二酸化炭素を排出している。その割合は、総排出量の4分の3以上を占めるほどだ。排出量ランキング上位国では、「エネルギーの大量生産・大量消費」が日常的に行われている。人々の消費・生産活動は活発に行われ、経済的に豊かな国も多い。
一方で、二酸化炭素排出量ランキングとその割合からもわかるとおり、上記に当てはまる国は決して多くはない。上位15カ国が占める排出量割合は、全世界の76%以上に当たる。そのほか200以上の国や地域が排出している二酸化炭素量の合計は、今回のランキングで1位となった中国の排出量に満たないのだ。
経済発展が進んでいない国や地域においては、「エネルギーを使う産業が発展していない」という事例も多く見られる。また先進国のなかには、二酸化炭素排出量削減に向けた取り組みを積極的に行うことで、経済基盤を維持しつつ排出量を抑えているケースも存在している。
一方で、二酸化炭素排出量ランキングとその割合からもわかるとおり、上記に当てはまる国は決して多くはない。上位15カ国が占める排出量割合は、全世界の76%以上に当たる。そのほか200以上の国や地域が排出している二酸化炭素量の合計は、今回のランキングで1位となった中国の排出量に満たないのだ。
経済発展が進んでいない国や地域においては、「エネルギーを使う産業が発展していない」という事例も多く見られる。また先進国のなかには、二酸化炭素排出量削減に向けた取り組みを積極的に行うことで、経済基盤を維持しつつ排出量を抑えているケースも存在している。