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日本という国は人口が増えるのも世界のトレンド
の中で一番早く、少子高齢化も世界で一番早い。
このムーブメントを改善しようと躍起になってい
るが、残念ながら少子化まっしぐらだ。
私の子供たちなどは20代では子供を待とうとしな
い。20代で子供を持たなければ少子化は進むばか
りだ。
そもそも人類というのは、10代の後半くらいから
子供を産み、子供を何人か産んだとしてもある程
度は病で死んでしまうものだ。医療がない時代で
は出産で死ぬ事もあり、寿命だって今ほど長くな
かった。私の曽祖父母は55歳くらいで亡くなって
いて、案外それが正しい寿命なんじゃないかと思う。
世界では人口は増えているが、それはもはや世界
的に寿命が伸びているから。
日本が縮むのは嫌だなぁと思うが、逆らっても仕
方ないと考えるようになった。地球温暖化にして
も少子高齢化にしてもなすがままに進んでいくだ
ろう。そこにいちいちイライラしたり、気に病ん
だりするのはもうやめようと思う。
なすがまま、幸せなことに私の寿命はまだしばら
くありそうだから、旅など思う存分して人生を楽
しみたい。私のご先祖様の中で私ほど幸せな老後
を送れる人はいないんじゃないかな。
各国のデータを調べてみると、すでに地球規模で
少子化が進み始めている。あまり知られていない
が、1950年以降、世界全体の合計特殊出生率は
急落している。「2015〜2020年」は2.47だが、
21世紀中に「2」台を割り込む見通しだ。世界人
口が減少に転じるのは、もはや時間の問題なので
ある。
資源不足にしても、地球温暖化の進行にしても、
人口の急増が大きな要因となっているわけだか
ら、その前提が変わればいずれは落ち着きを取り
戻し解決に向かうこととなる。タイムラグはある
が、いつの日か人類の悩みは人口爆発がもたらす
弊害から、人口減少がもたらす課題へと大きく転
換するということだ。
厚生労働省が発表した人口動態統計(速報値)によると、2023年1~6に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は、前年同期比3.6%・1万3890人減の37万1052人だった。比較可能なデータがある2000年以降で最も少なく、40万人を下回るのは2年連続。
一方、死亡数は2.6%増の79万7716人。死亡数から出生数を引いた自然減は42万6664人で人口減に歯止めがかかっていない。
国立社会保障・人口問題研究所は、確定値で80万人を割れを30年と推計しており、想定より8年も早いペースで少子化が進んでいる。
日本では婚姻前や婚姻外の妊娠を歓迎しないムードが強く、婚姻件数の低迷が続く限り、出生数の回復にも期待が持てない。
2023年上半期 | 2022年上半期 | |
---|---|---|
出生数(人) | 37万1052 | 38万4942 |
死亡数(人) | 79万7716 | 77万7213 |
自然増減(人) | ▲42万6664 | ▲39万2271 |
婚姻数(件) | 24万6332 | 26万5593 |
離婚数(件) | 9万6095 | 9万4242 |
厚生労働省の人口動態統計をもとに編集部作成
想定より8年早い少子化
結構由々しき問題。
つまり想定より早くインフラなど立ち行かない地域が出てくると言う事。
以前 どんどん不便になっていく世の中という記事を書いたが、私の予想よりもっと早く進みそう。
少子高齢化は避けられないので、それに対応した策をならなければならない。
まぁそれでも、インフラなどなかった時代に人が住めなかったかというと ちゃんと住んでいたわけで。贅沢で便利な暮らしができなくなるということ。
贅沢で便利な暮らしに慣れた人たちが苦しむだけ。自分も含めて