質素な毎日☆ひとりごと

主婦 斜め上からみる雑感いろいろ。

今年の思い出

2016-12-28 00:30:00 | 日記
今年は私にとって旅元年となりました。

もともと 出不精だし、いわゆる観光地は人が多くていまひとつ好きになれなかったし、テレビをみれば全国全世界見れるじゃん。とどちらかというと旅を否定していました。

多分長年お腹の調子も良くなくて、旅先でお腹を壊すことが不安だったせいもあったでしょう。

でも、夏頃から少しずつ旅に行きだして、お腹の調子も全然悪くならなくなったので、自信もついたんだと、思います。

8月 上松 木曽福島
9月 福岡 姫路 明石海峡 中津川から妻籠
10月 日本橋から戸田橋 関ヶ原 大垣 垂井 神坂峠
11月 奈良井 鳥居峠 藪原
12月 高崎

どれもこれも、つまらなかった旅はひとつもなく、新鮮な感動でした。

とくに、森の中や峠を歩くのは、とても楽しかったです。歴史をかんじながら歩くと、土地だけではなく、時間も旅している感覚になるのです。そして、車では見落としてしまうところもたくさんあるのです。道にも迷うんですよ。

それから、途中 野生猿や蛇も遭遇。(そういえば、今日家の近くの道路でキジがあるいていてビックリしましたが。)
こちらは車ではなく、歩きなので、かなり緊張します。岐阜や長野の山道ではクマ除けの鈴だけが頼りだったり、前にも後ろにも私達だけしかいないので ドキドキしながら歩いていました。
人間って そういう原始的な恐怖を感じる方が、ストレスに耐性ができるのではないかと思ったりします。
なんというか、自分の中の縄文人だったころの遺伝子の野生動物を恐れていて暮らしていた頃の記憶でしょうか。
そういう恐怖でかなり神経を集中させて、安全な里に下りてくると それだけでほっとリラックスできるのです。

それから、知らない町のローカル線に乗るのも楽しいです。一時間に一本とかね。どんな人たちが乗っているんだろうと観察するのも興味深かったです。テレビで旅番組をいろいろやっているけど、テレビとは全然違うのです。

登山客が多い駅や 学生がいっぱい乗ってくる駅。外国人観光客ばかりの駅、山を眺めながらだったり、海に平行に走ったりまるで夢の中の景色みたいでした。寝ちゃうことも多かったし、東京の通勤電車も。
(おかげで愛知の電車の中も客観的に見ることも。愛知の鉄道はとてもとてものんびりしてます。)

どこも思い出深いけど、一番印象深かったのは
紅葉のころの奈良井→鳥居峠→藪原 です。


鳥居峠の御嶽神社


鳥居峠より藪原宿と木曽谷


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