王様の耳はロバの耳☆

兼業主婦の独り言~母親業も主婦業もお仕事も同じやるなら楽しまなきゃ~

安らかに・・・

2007-06-05 16:58:58 | Weblog
昨日、長女と次女はもの心ついてから初めてお通夜に参列しました。

亡くなったのは今年の2月までお世話になっていた塾の先生です。
長女は、中3の冬から、次女は小6の春からお世話になって
このまま高校を卒業するまではずっと通うんだろうなぁ
と思っていたのですが、体調不良なのでしばらまお休みさせて下さい
という連絡が入ってその後、緊急入院されて、出雲に入院されたので、
お見舞いに行く事を思案しているうちに、悲しい帰宅となってしまいました。

その先生は、いつもにこにことされていて、娘達に
「ねぇ、○○先生って怒る事ある?」
って聞いたら
「うんうん、あの先生は怒んないよ」
って言うくらい、穏やかな方でした。

詳しい病状はわかりませんが、最初はストレス性の胃潰瘍だと
言う事だったのですが、結局は肝臓が悪かったようです。

きっと、あの先生の事だから辛くてもギリギリまで我慢されていたのかなぁ・・

まだ50才、数学とピアノをずっと教えてられて、校区の小学校にも
貢献されていたようで、お通夜にはたくさんの参列者が出席されていて
私が都合が悪くていけなかったので、代わりに娘達を連れていってもらった
主人も人の多さには驚いたと言っていましたが、教え子達に見守られて
安らかに旅立たれた事でしようが、まだまだ本人も残されたご家族にも
やりたいことはあっただろうと思うと、生きている事の大切さを痛感して
しまいます。

そんな折り、今朝の新聞で出雲で女性の警察官の方が署内で拳銃自殺した
と言うニュースを聞いて驚いたり、やるせなかったり・・・

きっと、それなりの理由はあったと思うけど、生きたいと願っても
かなえられない人の事を思うと、やっぱり自ら命を絶つってやっちゃ
いけない事なんだと思うのです。

うちの長女も「好きで生まれて来たんじゃないし、もう早く死んじゃいたい」
っていう事あるけど、今回お通夜に参列して少しでも命の重さを再確認
してくれていたらいいなぁと願うのでした・・

今日は、少し重い話でごめんなさい。