老後の日々

果物に野菜作り等、
今では趣味にして気間々にやっています。

周囲を見れば50代

2006年12月21日 | Weblog
親に連れられ浪曲を聞きに行った時、人生わずか50年と歌っていた事を思い出す、生きて行く為に仕事を探し、その日、生きる為に何かを食べる、保存食が有れば毎日食べられるだけで、満足、飽きた等とは言っていられない時代、平均寿命50年、

私達、田舎では美味しくはなくても、山や道端に、口に入れる物はありましたが、栄養などとは縁のない物、生まれ故郷に帰って墓石に刻まれた年齢を見ても60歳前後が゛多いようです、                  
今の時代はどうでしょうか。過去の日本もそうでしたが、発展途上国と呼ばれる東南アジア諸国の人達の中には12~3歳の人が缶詰工場で働いて居るそうです、    

しかし、この人達の作る缶詰、自分達が食べることは有りません、それは一日働いてもこの缶詰数個しか買えない賃金です。 そしてこの缶詰は日本に輸出されています。日本ではペットの餌になっているのです。

現在日本人の平均寿命も男女平均80歳を越しています、人生80年となった今、50年をどう解釈するでしょう、人生に50年は無関係な数字になってしまったのでしょうか。       

物心付いた時から親の手助けをする人生、20を過ぎて親の御世話になっている人生、いろいろ生き方も有り違いも有ります、とやかく言おうとしているのではありませんが。20歳は大人の仲間入り、人生の門出と言う事になり、60歳で定年、間40年です、

すでに就職をしていた人達、どの角度から見ても大人なのですが、20代30代ではまだ世間に認めてもらえない面があります。人生下積みの時代で大切な時期でもあります。

40代になると体験も重なり自信に満ちた行動でいままでのことが一つ一つ解決する反面、家庭のこと、成長期になる子供のことなどが頭をかすめる時、この後半から50代、一人一人の運命の違い、職業、環境などにもよりますが、

体力的にも自信が溢れ、将来の見通しも定まり、思考力、判断力、行動力と最高期を向える時でないでしょうか。私が今やってみたい事があってご相談する人達、ほとんどが50代の方です。

それだけ現代の主役として活躍されている事です。四捨五入を出来る年代、止るか動くか選択される最後の年代でもあるわけでしょう。この方達の話を聞いていても自信が感じられるのです。人生経験は私が長いし、同じ体験もしてきているのですが・・・・

60代サラリーマンの方なら定年、第二の人生に進む人、やりたかったことをやっていく人、自営の人なら体力の事、相続の事、考える、考えないにかかわらず処理していかなければならなくなる年代これが現代の50年、伸びた寿命30年、幸せを感じる価値ある30年にしたいものです。