ココまで海自LOVEな私なので、
さぞ、昔から船や船乗りが好きだったのだろうと思われるかもしれませんが、
全くそんな事はありません。
むしろ、興味なかったですね~船には。
高校生の時に、銀河英雄伝説にハマるまでは、
軍とか自衛隊にもそんなに興味なかったんです。
それどころか、
子供心に、船って錆びててなんだか美しくないな~(ごめんなさい…)
というイメージでしたので、ほんとに興味なかったですね…。
そう!船って錆びてるイメージがすごくあったのです、
が、
海上自衛隊の艦艇見学に行くと、
全く錆びていないことに気づきます。
それは、いせのような新しい船に限らず、です。
よく艦艇見学に行かれる方は、ご存知のことと思いますが。
当たり前だけど、いつも海の上にいる船は、
当然、錆から逃れられないはずなのですが、
そこは、大日本帝国海軍時代からの伝統墨守な海上自衛隊、
その中には「品位を保つ義務」というものがあるらしいです。(←そんな所がステキ)
これはもちろん、海上自衛隊に限った話ではないようですが、
制服をビシッとしておく等々、人目にふれるところはきちんとしておく義務があるんですね。
最も目立つ艦艇は言うに及ばず、キレイにしておかねばならいということでしょう。
これは、自衛官としての品位を保つ行動はもちろん、
そこには、やはり国民の血税で賄われているものなので、
大切に扱わねばならない、という考えもあるように感じます。
それは、帝国海軍時代の、
軍のものは、天皇陛下より下賜されたものなので、
大切に扱わねばならない、
という教えの、形を変えたものではないかと思うのです。
加えて、軍はなんといっても規律が大事です。
規律正しく統制がとれている組織かどうかは、
物が美しく整然と汚れなく配置されているかどうかをみれば
分かるのではないでしょうか。
つまり、
他国の全ての海軍の艦艇が、こんなにいつもキレイなわけじゃない、
ということです。
私も、全ての国の艦艇を見たわけじゃないですが、
まず容易に想像がつくのは、中国とかロシアの艦艇。
絶対、キレイじゃないって断言できる(笑)
共産国家って、そういうところ無頓着だと思うんですよね。
だいたい、軍に品格というものがないもの。
私は以前、中国共産党軍の佐官の方数名と、
上海で一緒に食事をしたことがありますが、
はっきり言って、ただのおばちゃんとおっさん。
しかも、おばちゃんは中佐階級でした(←自衛隊だと「ニ佐」に相当)
軍服着てたけど、品格とかは一切感じませんでしたね~。
普通に楽しかったですけどね(笑)
以前の記事でも書きましたけど、
宿舎が掃除されてないのに、
艦艇はキレイにするなんてあるわけないだろう、と。
ロシアも、旧ソ連軍のやりようを見ていると、
容易に想像がつくというものです。
と、まあ、ここまでは、推測ですが、
実際に違いを写真で目の当たりにして、びっくり。
それは、米国原子力空母ジョージ・ワシントンと、
我が国が誇る某護衛艦(←ヒ・ミ・ツ)のツーショット写真を見た時です。
この写真、お礼ということで頂いた貴重な生写真なのですが(←あ、自慢です(笑))
めっちゃかっこいい~~~と眺めていて、ふと思った…
ジョージったら、さびさびじゃないの?!と。
↑この人
ツーショットの護衛艦がかなり新しくて、
ジョージは古いって事を差し引いても、
ジョージってば、はるゆきくんとほとんど同じ歳よ?!
古くても、きちんと手入れされているはるゆきくんを見ているので、
ちょっとこれは~~~と思っちゃいました…。
米国海軍が、別に演習なんだから、いいじゃん~。
って思ったかどうかは知らんけども、
米国海軍の威信とかないのかなぁ…。
そこへいくと、英国海軍とかはキレイにしているのではないかと。
日本の海軍が手本にしたのが英国海軍だし、
なんといっても女王陛下の海軍ですもね。
とはいえ、なんでもそうですが、
維持する、ってことは大変です。
もちろんコストがかかることなので、そんなことをいちいち、
アウトソースするわけにはいきません。
では誰がやるのかといいますと、
やはり、乗組員さんたちの手によって、です
彼らは、大切な大切な艦をキレイに維持するために、
細かい作業をしてくれています。
艦の鎖などは、1つ1つ穴に布を通して、彼らによって磨かれているのです。
もちろん、ペンキ塗りも。
ひどい錆びはハンマーで落として、
あの大きな艦艇をムラなく均一に塗らないといけない上に、
当然、外だけでなく中も塗らないといけないそうで、
かなりの広範囲を塗装しないといけないという事が分かります。
煙突なんかももちろん塗られます。
どうせそんなところ黒くなるし目立たないからいいじゃ~ん、
と思いたくなりますが、
そんな理屈はもちろん通用しません。
高所は命綱をつけての作業らしいので、なかなか命がけの塗装作業です…。
当然、こういう作業は人目にふれる前に行われるものなので、
民間人が目にする機会はあまりないと思います。
ですがやはり、艦艇広報の前はみなさん、
いつもよりも気合を入れて、より丁寧に塗られるそうです。
艦艇見学となると、どうしても分かりやすいものに目が行きがちですが、
1点の錆びも、汚れも、ムラもない、キレイなその艦艇の細部にも目を向け、
見えないところで、がんばっている人たちがいるんだということも、
感じてみてください♪
さぞ、昔から船や船乗りが好きだったのだろうと思われるかもしれませんが、
全くそんな事はありません。
むしろ、興味なかったですね~船には。
高校生の時に、銀河英雄伝説にハマるまでは、
軍とか自衛隊にもそんなに興味なかったんです。
それどころか、
子供心に、船って錆びててなんだか美しくないな~(ごめんなさい…)
というイメージでしたので、ほんとに興味なかったですね…。
そう!船って錆びてるイメージがすごくあったのです、
が、
海上自衛隊の艦艇見学に行くと、
全く錆びていないことに気づきます。
それは、いせのような新しい船に限らず、です。
よく艦艇見学に行かれる方は、ご存知のことと思いますが。
当たり前だけど、いつも海の上にいる船は、
当然、錆から逃れられないはずなのですが、
そこは、大日本帝国海軍時代からの伝統墨守な海上自衛隊、
その中には「品位を保つ義務」というものがあるらしいです。(←そんな所がステキ)
これはもちろん、海上自衛隊に限った話ではないようですが、
制服をビシッとしておく等々、人目にふれるところはきちんとしておく義務があるんですね。
最も目立つ艦艇は言うに及ばず、キレイにしておかねばならいということでしょう。
これは、自衛官としての品位を保つ行動はもちろん、
そこには、やはり国民の血税で賄われているものなので、
大切に扱わねばならない、という考えもあるように感じます。
それは、帝国海軍時代の、
軍のものは、天皇陛下より下賜されたものなので、
大切に扱わねばならない、
という教えの、形を変えたものではないかと思うのです。
加えて、軍はなんといっても規律が大事です。
規律正しく統制がとれている組織かどうかは、
物が美しく整然と汚れなく配置されているかどうかをみれば
分かるのではないでしょうか。
つまり、
他国の全ての海軍の艦艇が、こんなにいつもキレイなわけじゃない、
ということです。
私も、全ての国の艦艇を見たわけじゃないですが、
まず容易に想像がつくのは、中国とかロシアの艦艇。
絶対、キレイじゃないって断言できる(笑)
共産国家って、そういうところ無頓着だと思うんですよね。
だいたい、軍に品格というものがないもの。
私は以前、中国共産党軍の佐官の方数名と、
上海で一緒に食事をしたことがありますが、
はっきり言って、ただのおばちゃんとおっさん。
しかも、おばちゃんは中佐階級でした(←自衛隊だと「ニ佐」に相当)
軍服着てたけど、品格とかは一切感じませんでしたね~。
普通に楽しかったですけどね(笑)
以前の記事でも書きましたけど、
宿舎が掃除されてないのに、
艦艇はキレイにするなんてあるわけないだろう、と。
ロシアも、旧ソ連軍のやりようを見ていると、
容易に想像がつくというものです。
と、まあ、ここまでは、推測ですが、
実際に違いを写真で目の当たりにして、びっくり。
それは、米国原子力空母ジョージ・ワシントンと、
我が国が誇る某護衛艦(←ヒ・ミ・ツ)のツーショット写真を見た時です。
この写真、お礼ということで頂いた貴重な生写真なのですが(←あ、自慢です(笑))
めっちゃかっこいい~~~と眺めていて、ふと思った…
ジョージったら、さびさびじゃないの?!と。
↑この人
ツーショットの護衛艦がかなり新しくて、
ジョージは古いって事を差し引いても、
ジョージってば、はるゆきくんとほとんど同じ歳よ?!
古くても、きちんと手入れされているはるゆきくんを見ているので、
ちょっとこれは~~~と思っちゃいました…。
米国海軍が、別に演習なんだから、いいじゃん~。
って思ったかどうかは知らんけども、
米国海軍の威信とかないのかなぁ…。
そこへいくと、英国海軍とかはキレイにしているのではないかと。
日本の海軍が手本にしたのが英国海軍だし、
なんといっても女王陛下の海軍ですもね。
とはいえ、なんでもそうですが、
維持する、ってことは大変です。
もちろんコストがかかることなので、そんなことをいちいち、
アウトソースするわけにはいきません。
では誰がやるのかといいますと、
やはり、乗組員さんたちの手によって、です
彼らは、大切な大切な艦をキレイに維持するために、
細かい作業をしてくれています。
艦の鎖などは、1つ1つ穴に布を通して、彼らによって磨かれているのです。
もちろん、ペンキ塗りも。
ひどい錆びはハンマーで落として、
あの大きな艦艇をムラなく均一に塗らないといけない上に、
当然、外だけでなく中も塗らないといけないそうで、
かなりの広範囲を塗装しないといけないという事が分かります。
煙突なんかももちろん塗られます。
どうせそんなところ黒くなるし目立たないからいいじゃ~ん、
と思いたくなりますが、
そんな理屈はもちろん通用しません。
高所は命綱をつけての作業らしいので、なかなか命がけの塗装作業です…。
当然、こういう作業は人目にふれる前に行われるものなので、
民間人が目にする機会はあまりないと思います。
ですがやはり、艦艇広報の前はみなさん、
いつもよりも気合を入れて、より丁寧に塗られるそうです。
艦艇見学となると、どうしても分かりやすいものに目が行きがちですが、
1点の錆びも、汚れも、ムラもない、キレイなその艦艇の細部にも目を向け、
見えないところで、がんばっている人たちがいるんだということも、
感じてみてください♪