しばらくUPをサボっていたので、ようやく馬関まつり記事に突入します。
こちらも3回目となります。
一昨年 = いせ 昨年 = くにさき
じゃあ今年はっていうと・・・なんとまさかの3隻でして、
掃海艇うくしま、他用途支援艦あまくさ、ミサイル艇しらたか
という、なんとも不思議な組み合わせの3隻が
毎度のことながら、下関の方は恵まれていますねぇ・・・
と、軽くやっかみながらあるかぽーとに向かいました。
手荷物検査を終えると、正面は「あまくさ」なのですが、
前から順番に見ないとイヤな私は、先頭の「うくしま」に向かいました。
うくしまは、今回唯一の地元下関の、木造のおふね。
・・・って、私、FRPの掃海艇ってまだ見たことない気がする・・・たぶん。
で、ずっと気になっていたのが
この電光掲示板。
「ようこそ~。たのしんでくださいね」的な文字が流れ、
最後は顔文字がキュートな笑顔で締めくくってくれます
しかしこれ、普段は何に使っているんだろう?
と思ったら、
訓練の時に、見張り役の艇が、
「訓練中ですよ」
と、他の船舶に対してお知らせするためのものなんだそうです。
な~るほど。
そして、ブリッジに上がろうと中に入ったら・・・
艇長さんのお部屋が
このプレートカワイイ~
海辺のバーカウンターとかにありそう
そして、ラッタルを登って、ブリッジへ。
ここで気になったものはコレ。
艇長さんの席の前にあったものです。
いつも思いますが、木造掃海艇のブリッジは木製箇所が多く、
なんだか北欧のおうちみたいな暖かさがあって、ほっこりしますね~
・・・っていうと、「そうですか????」って言われるんですが
ちなみに、木造からFRPに変わっている経緯は、
もちろんコスト削減(高い米松使用だから)と言う理由ですが、
船大工がいないという問題もあるんだそうです
これは、なんか悲しいというか、切ない・・・
FRPだと、磁器コントロールが大変らしいです。
その後、後部に出ました。
久々の溺者ショット(笑)
顔、下向いてたから見えな~~~~~い。
気になる・・・。
と思いながら2時方向を見た。
この、いかにも医療器具みたいなのはナニ
そしてそこには、すごく丁寧に熱心に説明をしている方がいらしてて、
「ん?」
と思ってみていると、艇長さんでした。
根気強く、話終わるのを待って、万を持して質問。
「あの、コレはなんですか?」
「これは、潜水病になった人を入れるものです」
えあれ????
減圧タンク(だっけ?)でした。
「・・・「ちはや」とか「ぶんご」のは、部屋みたいになっている、あれですか?」
「あ~、そうですね。大きい艦だと、部屋になっていますが、
ここのは一人用ですので、こういうコンパクトサイズになっています」(←営業トークっぽい?(笑))
これは、潜水員がいる船には、民間船でもなんでも、
置くことを義務づけられているんだそうです。
そして、木槌にご注目~
これ、外から、中の人に
「今から海に入れるよ~」
とかコンコンやって合図をするためのモノらしいですね。
なんか、カワイイ
インターフォンもあるけど、割と木槌を使うらしいです。
・・・ところで、潜っていると、
海の中でもうねりがあったりして、酔うことがあるらしいですね。
海の中で酔うってどんななのかと・・・
いろいろお話伺った締めくくりは、
やはり「ペルシャ湾の軍艦旗」です。
「私も読みました」
と笑顔で仰いました。
艇長さんともう少しお話したかったなぁ・・・。
と、名残惜しみつつ、上陸。
って、結局、この日もう一回見学させて頂いたんですけども(笑)
その時は、えらくイケメンの海曹さんがエスコートしてくれるという、
非常にラッキーな状態に
その時、対岸の門司の方を見ながら
「対岸までどのくらいあると思いますか?」
と言われ、
「ん~~~5キロくらいですか?」
と答えると
「あっ、たぶん、いい線行ってますよ」
とやりとりしていた時に
「これ、見たことありますか?」
と出してくれた、横バージョンの望遠鏡。
「あっ、それ、まだ見たことないんです」
と、言ったら、覗かせてくれたのですが、
その前に、調整してくれている時のイケメンさん↓↓↓↓
・・・おい、顔写せよ、という声が聞こえてきそうですが、
すみませんね・・・
でも、本当に芸能人みたいな顔したイケメンさんでしたよ
すごく丁寧に色々説明してくださいましたしね。
ありがとうございました
実は、見学は1530までだったのですが、
うくしまは、その後でも、
見学したそうな人に対して、見学させて下さっていました。
パップ(機雷を見つける無人の機械)なんかはしまわれてましたが、
それでも、見学できるだけもうれしいですよね
ちなみにこの日、
手荷物検査場の目の前があまくさで、その流れでほとんどの人は、
後ろのミサイル艇に行っていたみたいで、
うくしまをスルーしてた人が多かったみたいなんですね。
この日はすさまじく暑かったので、
一番後ろのミサイル艇から、うくしままで歩いている途中で
心が折れた人が少なくなかった模様・・・。
手荷物検査の出口で、
「こちらの掃海艇から見学して下さい」
と一声かけるようにするとよかったんじゃないかなぁ
せっかくなので・・・。
・・・さて、では次に、そのあまくさにお邪魔いたします~。