戸津井鍾乳洞から約1時間、車を走らせます。
移動中、雨男さんが咳をしていました。
晴女さんはその咳のうるささにイラついていたようです。
しかし、そんな感情は表に出さず、車は無事に長保寺に着きました。
ここは国宝があるので、自称国宝の晴女さんのイライラも弱まってきているようです。
まずは大門(1338年築 国宝)で恒例写真。
その後、金剛力士像(1285年築 和歌山県指定文化財)が見守る中、
晴女さんが国宝パワーを注入。
この先から有料拝観です。
その前に雨男さんがトイレに行ってしまいます。
仕方なく、受付前で待つ晴女さん。
ここは無人の受付だったので、変な目で見られずに済みました。
雨男さんを待っている間、1組の3人組の親子が来ました。
母親がお金を入れようと財布を出しましたが、細かいのがないようです。
父親に細かいのがあるか聞いていました。
その光景を見ていた晴女さん。
父親から「お寺の方ですか?」と声をかけられる羽目に。
違う旨を伝え、その家族は小銭を集め、何とか中に入って行きます。
雨男さんが戻り、私たちも中に入ります。
こういう時のために、晴女さんは小銭を多めに準備していてくれます。
さっそく残り2つの国宝から見ます。
本堂(1311年築 国宝)&多宝塔(国宝 1357年築)
自称国宝の晴女さんもしっかり写ります。
そして見学後、国宝仲間として挨拶をしていました。
鎮守堂(国重文 鎌倉時代後期築)
残すは紀州藩主徳川家墓所(国の史跡)のみ。
ここは藩主墓所として最大級の規模の広さを誇ります。
国宝で満足した晴女さんは見に行かず、雨男さんが1人で見に行きます。
説明板と墓所を交互に撮りながら歩きます。
8代将軍徳川吉宗の父、徳川光貞のお墓
14代藩主徳川茂承のお墓
徳川家康の10男、初代藩主徳川頼宣のお墓
なぜかタケノコも撮っていました。
こんな調子で35枚くらい写真を撮りました。
その間、多宝塔付近で雨男さんを待つ晴女さん。
待つこと25分弱。
雨男さんが変な歩き方で戻ってきました。
墓所ツアーの最中に足をくじいたそうです。
「運転に支障がないならいい」と呟き、
車に戻っていく晴女さんなのでした。
◆メモ
訪問日:2017年5月
住所:和歌山県海南市下津町689
所要時間:50分
駐車場:あり
その他
①営業時間 あり/拝観料 有料
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