〈第三項〉論で読む近代小説  ◆田中実の文学講座◆

近代小説の読みに革命を起こす〈第三項〉論とは?
あなたの世界像が壊れます!

12月の講座のお知らせ

2023-12-18 17:14:53 | 日記
12月の文学講座のお知らせです。

今度の講座は森鷗外の代表作の一つ、現代長編小説『雁』を取り上げます。
長いのですが、実に読みやすく、すらすら読めます。

ドイツベルリンの森鷗外記念館のベアーテさんはこれを「小説として成り立たない」
と言われているそうで、石川淳も「うまい」が「反復して読むに堪えない」と
批判しています。

当日はつい最近、お亡くなりになった森鷗外記念会会長だった小泉浩一郎さんと
わたくしとがどう対立し、どうすれ違ってしまったか、
小泉さんの読み方を先に紹介し、哀悼の想いを込めて、
わたくしの『雁』の読み方を御紹介させていただきます。
『雁』が近代小説である所以をお話しします。

朴木の会から、以下の通りお知らせです。

12月23日(土)に、田中実文学講座を開きます。
今回のテーマは「『雁』」です。
はじめて方も歓迎します。大勢の皆さんのご参加をお待ちしています。
※下記時間は日本時間です。
作品 森鷗外『雁』
講師 田中実先生(都留文科大学名誉教授)
日時 2023年12月23日(土)13:30~15:30
参加方法 zoomによるリモート
申込締切 2023年12月22日(金)19:00 まで
参加をご希望の方は、下記申込フォームから申し込んでください。申し込まれた方には、締め切り時間後に折り返しメールでご案内します。
https://forms.office.com/r/L4d728aCjG
問い合わせ:dai3kou.bungaku.kyouiku@gmail.com
主催 朴木(ほおのき)の会

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