こんにちは!
最近田子作主人が近くに出来たクラフトビール醸造所に頻繁に出入りしていることにしっかり気づいている宇宙人妻エーコです!
「最近遅くまでどこで何をしているのですか?」
「府内町に出来たクラフトビールのモンキーマウンテンと何かコラボできないかってアメリカ人オーナーのダレンと色んな可能性を模索してるんだよ。」
「ビールを飲みながらでしょ!」
「そりゃ大人の男同士だから付き合いてのもあるからな。」
「そのお金はどこから?」
「お前さ最近やたらと管理が厳しいぞ。けち臭いとかえってチャンスを逃すんだぞ。」
「ケチじゃないですけどお小遣いもあげないのにどこから入ってきたお金かなって不思議なだけですよ。」
「俺は小銭を稼ぐ天才だからな。占いやら激安の手作りカレーやらビール代を稼ぐくらい造作もないわ。」
「その才能で借金を一気に支払って欲しいです。」
「だからこうしてビックチャンスを模索してるんだろうが。」
「果たしてチャンスをものにできるやら。」
「手作りビールとカレーの店ってことで今後いろんな企画でコラボすることになったんだよ。」
「具体的には?」
「モンキーマウンテンでビールを飲んでいるお客さんだけに当店の手作りピザやパスタをデリバリーするメニューを作って置いてきた。」
「なんと!ついにピザも本格的に始動ですか!!」
「あくまでモンキーマウンテンでビールを飲んだ人だけな。お前は一口も試食できんぞ。」
「がーーーん!」"(-""-)"
「漫画やな。そのリアクション。」( *´艸`)プププ
「そもそもクラフトビールって何なのですか?」
「小さな工房で職人が作るビールってとこかな。だから俺の立ち食い日替わりカレーもクラフトカレーだな。」
「じゃあビールの種類というよりも製造スタイルの区分けなのですね?」
「そうだ。ビールの種類は彼のところはエールビールだな。」
「エールビールと他のビールの違いがあるのですか?」
「最近ではかなり曖昧になってきたようだが敢えて言えば上面発酵か下面発酵かの違いかな?」
「どう違うのですか?」
「上面発酵がエールビールでフルーティーな香りと甘く濃厚な味わい、下面発酵は、すっきりした味わいの日本の大手メーカーが作ってるラガービールだ。」
「クラフトビールって美味しいのですか?」
「日本の料理には砂糖が使われているからすっきりしたラガービールが合うらしく一気に浸透してしまったが、クラフトビールはそれはそれで滅茶苦茶旨いぞ。」
「飲んでみたいです!」
「ここから買えるぞ。モンキーマウンテンの自社サイトで販売開始してたみたいだ。」
「本当だ!でも『モンキーマウンテン』って大分のあの有名なサル山の『高崎山』からきてるのですかね?」
「彼は今年で52歳。つまり申年らしい。そこに全国的に有名な大分県のあのサル山の存在を知って地元大分に親しみを込めて名付けたらしい。」
「やっぱり!」
「なかなかのセンスだろ?」
「なんとなく親父ギャグの臭いもしますがギリギリOKかな?」
「お前厳しいな。」
「私は辰年なので『ドラゴン青果』てのはどうですか?」
「止めろ。先代から受け継いだ大事な名前だ。勝手にいじくるな。」
「冗談ですよ。じゃあドラゴンカレーでいきましょう!」
「だからカレーは俺の手作りだろうが!お前も何か自分でブランドを作れよな。」
「私の手作りですか?う~ん、私の得意ジャンルと言えば・・・」
「敢えて言わせてもらえばお前は大体においてトラブルメーカーだよな。」
「ドラゴントラブル!!」
「止めてくれ。今でも頭が痛いのに物凄い災いが来そうで怖いわ!」
「じゃあドラゴンハッピーにすれば良いですね!!」
「お前だけがハッピーになりそうだな。」
「田子作主人は私と居てハッピーじゃないのですか?」
「・・・答えづらいわ!!」
「私たちの幸せも手作りしましょう!」('ω')ノ
「まずは給料を支払ってくれ。」(*ノωノ)
「そんなこと言うとクラフトパンチを食らわせますよ?」( `ー´)ノ
「そんな手作りは要らん。」(-_-)ショボーン