おはようございます!!
石川青果はめっきり忙しくなり高糖度の大分特産サツマイモ『甘太くん』の焼き芋を朝から頬張り頑張る宇宙人妻のエーコです!!
もちろん私だけでなく大人気でご注文が殺到しております。
でもふと考えたのです。
私がこれくらい食べてこれくらいプーっとやるのだから毎日全国に発送しているお芋を食べたお客様もほぼ同様ではないかと?
「はっ!!このままではこの国に居たら窒息するのではないでしょうか!?」
「その位の濃度になったら窒息の前に爆発するだろうな。」
「なんとー!!急いで爆弾処理服とガスマスクを買いに行かねば!!」
「マスクだけじゃなくボンベも買わないと意味が無いぞ。」
「い、いくら必要ですか!?」
「まあ今の俺らの経済状態じゃあせいぜい1人前しか買えんだろうな。」
「な、な、なんと・・・。自分を犠牲にしてまで私を守ろうと考えていたのですね田子作主人は。」
「俺の分が無いという設定か。まあいい。今日は大事な発表がある。」
「何ですか、急に改まって?」
「実はな、4年目を迎える飲食店『八百屋レストラン洗濯船』の将来についてだがな・・・」
「ま、まさか私に押し付けて逃亡する気ですか!?」
「気が早ぇよ、とにかく聞け!」
「一体どうしようと言うのですか?」
「飲食店は来年5月を持ちまして閉店といたします。」
「な、な、何でですか!?アレルギー対応をしてくれるお店が無くて困った方がどんどん集まり始めたというのに。」
「それが原因だ。要は困った人からの問い合わせが多くて気が付いたんだ。」
「何に気が付いたのですか?」
「俺を必要としている人はここらだけじゃなく日本全国に居るということをな。」
「まさか他県に引っ越しするのですか?!」
「それも考えたがコロ介で世間が騙されてる今じゃあないよな。そこでいっそ大量生産が出来るように飲食店を止めて工場にしようと思うんだ。」
「なんと!!では料理は今まで通り食べ続けられるのですね!?」
「もちろんだ。むしろ定番メニューと日替わりメニューを増やす予定だ。しかも全国に発送する。」
「そうなれば私の出番ですね!!日頃から鍛えたこの味覚を駆使して味見しまくりますね!」
「作れよ!!頼むからもう少し料理を手早く美味しく作れるようになってくれ!」
「そこもご心配には及びません!サツマイモの5kg箱を担いで鍛えたこの腕力見てください!工場になればどんどん捌いてみせますよ!!」(`皿´)9 フンガー!!
「お前のは工場じゃなくて口上だけだからなぁ。」