おはようございます!
本日も布団を空高く蹴上げて目覚める宇宙人妻のエーコです!!
料理人を卒業して余生を悠々自適に過ごすはずの田子作主人でしたが、翌日から忙しそうに工事を始めちゃいました。
「あれ?長期休暇はどうしたのですか?」
「ん?これか?これは趣味だ。」
「一体何をするつもりですか?」
「コース料理を出してて常に感じてたんだが何かが足りないと。」
「何が足りないのですか?皆さん『もう水も飲めん』と言って帰るではないですか?」
「いや、やはりコース料理の最後には手の込んだスイーツが欲しい!」
「それはそうですが、工事と何の関係が?」
「まだ他にも色々とやりたくても忙しすぎて手が出せなかったものがある。」
「スイーツの他と言うと?」
「冷たいスイーツとか本格的カクテルだ。」
「でも以前にトマ王スムージーとか府内町のお店の時には本格的なバーも併設してたじゃないですか?」
「あの時は色々と実験を繰り返して色んな種類のスイーツやカクテルやスムージーを考案したが販売することを考えてなかった。」
「あ~、確かに。ほとんど友人知人に無料で食べさせてましたもんね。」
「結果、貴重な意見を沢山貰ってそれぞれ完成度の高い商品が出来たわけだが、その直後にここへ引っ越すことになって工事と料理のまいにちになったんだよ。」
「なるほど~。今度は小さなカウンターバーを作って本格的にそれらを販売したいと?」
「まあな。一応今の俺は料理人卒業と言う名の失業者だしな。」
「そうですね。1円もお金が流れないからヘソクリも出来ませんしね。」
「そもそも無給てのがおかしいんだぞ!!」
「だって田子作主人は苛めるほど頑張るから面白いじゃないですか。」
「苛めらるから頑張るしかないだろうが!!今度こそ俺の計画を邪魔させんからな!!」
「まだ何か企んでるのですか?」
「カウンターバーをやりたいだけじゃないぞ。その裏には壮大なスケールの野望が隠されてるんだよ。この13年間お前に邪魔され続けて来たけどな。」
「私の場合、やる気になるのに13年かかるんですよ。」
「お前に付き合ってたらいくら長生きしても寿命が足りんわ。」
「普通の地球人は夢を叶える前に『人生も卒業』になっちゃいますよね?」( ´艸`)プププ
「くそぅ、地球人をもてあそびやがって!今に見てろ、とんでもなく面白くて役に立つ事業を立ち上げてやる!!」
「卒業までにお願いしますね!」
「星に帰れ~っ!!」(#・`д・´)9 ゴルァ