大学の授業にかかわる話題

授業日誌・キャリア・学びのスキルについて

「汚名挽回」は誤用じゃなかった

2014年05月03日 00時59分53秒 | キャリア支援
「汚名挽回」は誤用じゃなかった 
国語辞典編纂者のツイートが話題に 
三省堂国語辞典にも説明が

ねとらぼ
5月2日(金)12時54分配信

「三省堂国語辞典第七版」には「誤用ではない」との記述が。
間違った日本語の代表的な例に挙げられる「汚名挽回」。
「名誉挽回」との混同で「汚名を取り戻してどうするんだよ」と
ツッコまれやすい言葉ですが、実は
「汚名挽回」も誤用ではない、
と国語辞典編纂(へんさん)者の飯間浩明さんが
ツイートして話題になっています。

【拡大画像や他の画像】
三省堂国語辞典第七版

「挽回」には「元に戻す」という意味があるため、
「汚名の状態を元に戻す」と解釈できるとのこと。
つまり意味としては「汚名返上」と同様に使うことが可能で、
「疲労回復」の使い方をイメージするとわかりやすいそうです。
以前は「汚名挽回」も普通に使われていましたが、
1976年頃から誤用説が広まったというのが飯間さんの考えで、
最新の三省堂国語辞典(七版)には
「誤用ではない」とはっきり書かれています。

Twitter上では「間違いじゃなかったのか!」と驚く人がいる一方、
「やはりどうもしっくりこない」「混乱する」という声も。
「挽回」という言葉の意味についても
さまざまな議論に発展しており、Togetterにまとめられています。

最終更新:5月2日(金)12時54分ねとらぼ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140502-00000030-it_nlab-sciより