以前のブログで、校長室の前に何でもポストを設置していることを書きましたが、そのポストに小学部1年生から手紙が入っていました。内容は「モルモットを飼いたいです。」というものでした。担任の先生に経緯を聞くと、生活科の学習で「生き物を育てる」という単元があり、児童の中からモルモットという意見が出たそうです。なかなかの難問ですが、私なりに回答を書き、1年生の皆さんにお手紙を渡しました。手紙の内容は言えませんが、理解してくれることを願っています。
自分たちで考えることはとても大切なことです。それが実現できないとき、単に諦めるのではなく、違う方法を考えたり、自分たちのやり方をかえたりと工夫しながら、進めていく経験を積んでほしいと思います。(何となくこれでどういう内容であったかは想像できますね。)
校長室のドアをノックする音が聞こえたので、ドアを開けると5年生の児童でした。「前に約束したハンカチができたので、持ってきました。」と言うのです。確かに1学期に「校長先生はどんな柄が好きですか?校長先生にハンカチを作ってあげたいので、教えてください。」と尋ねられたことを思い出しました。夏休みにお母さんに手伝ってもらいながら、作ったそうです。かなり大きめでしたので、「ハンカチも良いけど、パソコンのカバーにぴったりなので、カバーにしていいかな。」と尋ねると、了承してくれました。
担任の話では、5年生になり、家庭科の授業で手縫いの学習をしたときに、つくったハンカチを昨年度の担任に渡したところ、とても喜んでもらえたことがきっかけで、作る意欲が高まったとのことでした。自分からやりたいと思うことはとても大切です。私たちのことばかけや態度で、子供たちのそうした気持ちが高まることを実感し、ブログに綴りたいと思いました。どうもありがとう。大切に使います。
7月27日、8月9日、8月22日の3日間、本校の産業工芸科3年生と緑岡高校の生徒が、3Dプリンターを使っての交流学習を行いました。
初日は、何を制作するかを話し合いました。
お互いに緊張していた様子でしたが、手話やUDトークなどを使いながら、少しずつ交流を深めることができました。
案を出し合った結果、「腰掛鎌継ぎ」に決まりました。
寸法が合わず、うまく合わないこともありましたが、試行錯誤の結果、無事、完成することができました。
幼稚部の園庭にある築山を夏季休業中に修繕しました。工事は完了しましたが、築山の法面に芝生を張りましたので、その芝生が定着するまではしばらくかかりそうです。トンネルの長さも2倍になり、今までよりも大きくなりました。子供たちも大好きな築山で、幼稚部の先生方が毎日、水を掛けてくれていますので、はやく定着してほしいと思います。
小学部は9月15日(金)に運動会を予定しています。第2学期が始まり、本番に向けた練習が始まり、入場の仕方、競技のやり方、表彰、退場まで通して行っていましたが、概ね理解できたようです。本校の運動会は体育館で実施するため、すでにお伝えしたとおり、体育館にエアコンを設置したことにより、気温に関わらず実施できることが嬉しいところです。保護者の参観もありますので、当日、良い演技ができるように願っています。