ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

挑戦!石ブテ東谷すべて直登? 2

2020年08月14日 | 山 近畿 金剛・葛城

2020年8月2日 金剛山 石ブテ東谷~青崩道

 

金剛山の沢は規模は小さい

小さいが ピリリと辛い所がある

崩壊地の倒木や岩・石・コケと

規模は小さいが 決して侮れない沢が待っている

登山ルートとしての道もあるが

ルートによっては難易度が変わる

今回はチチの思いもあって

大小の滝すべてを高捲きせず

沢を詰めるという事であった…

 

 

 入渓開始からの続きです

 

いよいよ入渓して 思いの外スリルもあり

愉しかった思いがあり 綴っていこうと思う

最期までお付き合い下さいませ…

 

 小さな滝壺 意外に深そう…!

 

やはり普段より水の勢いがあり

水量の多さを感じさせる

ナメ状の連瀑帯も面白い♪

ジャブジャブと楽しむように進む

 

 初のイワタバコとご対面♪

連瀑

 

水の勢いがほどほどにいい感じ♪

連瀑の中をそのまま登っていく

 

 このシャワーは私でも大丈夫!

 

連瀑の上部で 落とし穴が…

 

黒く光る岩が不気味…

見た目も ちょっと厭らしい…と思った

チチが初のザイル出し やった~♪

 

ザイルにさえ出してくれたら

どこなりと行きましょう~

なんて まだ 余裕を見せていた私…

 

 チチトップ いつもの事で…

 繋がれていれば どこまでも

 上段の滝…下から見たのと違う…?

 実は…その滝壺が

 チチが登り切って…

上部は浅い流れに…

 

チチが連瀑を登って

いざ私の番となった時

あの滝壺

小さいのに…

意地悪滝壺だった…

 

チチは意外に深いな…まで浸かった

私も 深いと認識しつつ 滝壺に嵌った

 

ゲッ!

 

まで浸かった!

 

写真どころではなくなり

慌てふためいてしまう…

 

確かにチチの後を通ったつもりであったが

滝壺の底は見えず

深い所に足がってしまったようだ

 

後の事は覚えていない…

気が付けば を登っていた…

 

 そんな事気にもせずチチは登る

 水の中をどんどん進む

 愉しむように登っていく そして…

丸滝谷(右股)との分岐 (中央は 中尾)

 

あっ!思い出した!

以前来たのは やっぱりここ!

そして登ったのは 丸滝谷だ!

 

右俣=丸滝谷

 

この丸滝谷遡行して行った…

・・・という事は 今日は…

前回見送った 左俣を行く…って事?

 

左俣=石デブ東谷

 

恐る恐るチチに尋ねる…

 

 

チチ…右…?左…?

だよ♪

 

やっぱり

……

……

 

…この滝登るの?

そうだよ

 

…高捲きするのよね

しないよ 直登だよ

 

が~ん

 

捲かずに登るってこの事だったのね…

 

何年か前にここ丸滝谷分岐に来た時

この左俣にあるを真剣に見つめるチチがいた

 

狙っているな…そう思った時

絶対あの滝は登りたくない!

だから もうここに来る事はない!と心に誓った

 

なのに…

なのに…

いつの間にか 記憶の彼方に置いてきて

この直面になって やっと思い出すなんて…

 

これはもう 腹を括るしかない…

訓練という事で頑張ろう…

 

もう一度 ゼルを締め直して

チチと一緒に 左股へと進んだ…

 

つづく

 

 


挑戦!石ブテ東谷すべて直登?

2020年08月13日 | 山 近畿 金剛・葛城

2020年8月2日 金剛山 石ブテ東谷~青崩道

 

 

暑い 暑い 暑い~

梅雨が明けそうになると今度は猛暑到来!

暑いぞ~

そんな8月の初め…の事

 

 

今年はコロナ禍のため 

PLの花火は中止!

お陰で 8月1日の夜は静かだった…

静かだったが 熱帯夜で眠るどころか

身体をのたうちまわらせる

 

涼しい所に行きたい…!

 

思わずつぶやいてしまう

するとチチが急に 爽やかな顔で言う

 

明日行こう!

 

( ,,`・ω・´)ンンン?何処に?

 

金剛山だ!

 

えぇ~

金剛山は人が多いよ~

暑いし・・・!

 

大丈夫♪ 

人は余り来ないと思うよ

 

えっ・・・

 

いや~な予感がした

背筋に冷たいものが一瞬流れた

 

まだ行っていないがあるからね

 

あぁ・・・やっぱり…

 

…と言う事で PLの花火も無くなったし

まぁ… 沢の練習と体慣らしという事で

金剛山のまだ未踏の沢を遡行することになった

 

 水越トンネル旧道に駐車

 路駐して取付きまで行く

 オニユリ

堰堤工事の時に作れられ 今は作業道路として残っている道

 

小さな橋を渡って

作業道をしばらく歩く

この時チチが何を考え 何をしたいか…

想像だにしていなかった…

涼秋を求めて簡単な沢歩き…

ただそれだけと思っていた

 

 アキノタムラソウ

 キンミズヒキ

堰堤

 

沢沿いの作業道を進むと 堰堤が見えて

対岸の道を歩く登山者を見掛けます

 

この時はまだ ルンルン気分

を見つけて喜んでいました♪

 

オッ…お花に夢中になっていると

チチに置いて行かれます

 

堰堤から間もなく 作業道終点となり

この突き当りが沢の入口となり

入渓の開始となります

 

 作業道終点!

 さっさとチチ!

 沢の入口準備!

 

今年初の沢靴に履き替え

濡れても良いように準備をしていると…

 

これも持っていけ!

 

久々の 

テッチャン一式!

ゼルも…!

 

えっ こんなの要るの!

 

当たり前だろう!

今日は直登して行くぞ

 

直登・・・?

 

全部のを登るんだ!

 

ッ!

 

ゼルを装備しながら心で祈る

 

山の神様~どうぞ どうぞ

小さな小さな滝だけにしてください

決して 壁の様な滝は有りませんように

無理だと思えば 高捲きを許して貰えますように…

 

入渓する前から

背筋に冷たいものが流れ

一気に悪寒を感じた時だった…

 

もう…十分涼しくなった感じ…

ぶつぶつ言いながらも チチの後に続いて

入渓開始する

 

…と ここでふと思い出す

 

あれ…ここ来たことある・・・?

 

チチはまだ行ったことのない沢…て言ったよね…

でも…ここ…来た事ある…

えっ どういう事?

 

 キツリフネ

 ミヤマタニソバ

 入渓開始!

最初の滝

 

水量は多い

一昨日に降った大雨が影響しているようだ…

これは楽しめそう~♪・・・って

 

私…やっぱり此処を 知ってる…

来たことのある沢に連れてこられたって事?

 

???

 

迷いながらも チチに聞くことなく

頭の中は???が飛び回ったまま

チチの後に続いて遡行して行く…

 

 

 まずはフリクションの確認!

 フムフム いい感じ♪

 

冷たい水が心地よく

濡れるのも気にならない

こんな滝ばっかりがどうぞ続きます様に…

何時しか ???の事も忘れて

遡行を楽しみだしていた…♪

 

 

つづく…