ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

藤原ブルーと春の妖精たち♪ 藤原岳で・・・4

2021年03月10日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年2月27日(土)☀ 藤原岳

 

藤原岳山頂に着いた所からの続きです

 

藤原岳山頂 1140m

 

珍しく 静かな藤原岳だった

山頂台地にも 人の姿はほとんど無く 

一人 二人歩く姿が見られただけだった…

 

藤原岳で こんな静かな山頂に出会ったのは 

初めてかもしれない

 

賑やかなのは自由奔放の風さんだけ

 

静かな 静かな藤原岳の山頂は

一時の休憩を取るにはいい感じだが

元気なさんに追い立てられる

 

だけど この360度の展望を愉しまなくてどうする!

春の空に溶ける眺望を楽しみながら

少し戻った先の岩陰で 休憩することにした

 

 

 北西方面から南の景色

テーブルランド(御池岳)

天狗堂

竜ヶ岳方面には 静ヶ岳 銚子岳 奥には釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、綿向山

 北東から南への景色

避難小屋方面の頂上台地

伊吹山

穂高連峰 乗鞍岳 御嶽山

中央アルプス

登って来た孫太尾根方面  

 頂上から離れて休憩場を探す

 風を避けて岩稜帯で休憩

 

岩陰で風よけが出来た

岩の上には雪も無く 

椅子代わり テーブル代わりと快適に過ごせる♪ 

腹ごしらえもゆっくりと出来た

 

食後のコーヒーもまたうまい!

 

ところで・・・

片付けながら ふと 思い出した

山屋は白湯が好きだと何かで聞いた事を…

 

確かに…残ったおで 

バールやコップをって 

それを飲む!

 

私的には白湯が好きというわけではないが 

先輩たちから そうってきた

 

水部補給といいつつ 勿体ない病がそうさせるのか…?

では貴重だ!

大切にする習慣は消えない!

 

 

 

お腹も満たされた 

じっとしていると寒くなってくる

そろそろ 下ろう…

 

この先に 斜面が待っている!

慎重に 下っていこう…

 

 

 ここを右へ!地獄の一丁目!

 復路では花見どころではない!

 帰りもまた 必死だ!

 

下りでも福寿草を見つけたいと考えていたが

そんな事 すっかりれてしまった

 

靴底にしつこく付く土が絡む! 

いつの間にか花魁こっぽり下駄状になっている

これが 滑る原因になるのだが 

本当にしつこく、纏わりつく

 

足を置けば そのままズルズル… 

止まる事が出来なくなる!

 

ここは 全集中!

 

山の呼吸!

下りの型! 

滑り回避の足さばき‼

 

絶対 滑らない 滑りたくない!

必死である

 

 

  漸く景色を見る余裕ができた

 難路という来た道を戻っていく

 多志田山からの悩んだ下りも…

 帰りは登り!雪も融けてアイゼン不要

 残雪のトレースは土の色

 二度目の多志田山

 地面の状態良好 下りは楽勝!

 

裸木の向こうに写り込む 草木の姿

往路と復路 同じ道でも感じが違う

往路で見落としていたものを復路で見つける

 

   幸福の輪?

 

ここを潜れば 幸せの扉が開くのか?

コロナ禍から抜け出せるような そんな気がした

 

 草木の分岐!迂回路を行こう

 

往路で見つけた迂回路

 

以前は 微かな踏み跡で途中から消えていたが

今はしっかりとになって 整備されている

 

ただ カレンフェルトの岩場を崩したような道のトラバース

急斜面で意外に歩きがいがあった!

 

ほんとうは… 

もう少しだけ 楽できると思ったのに…

 

そして・・・

 

 指導標確認!

 草木の分岐に出た

 暫く尾根沿いに進むと…

 再び分岐!

 やっぱりトラバースしよう!

 意外にアップダウンがあった

 トラバース終始点にでた

 のんびり明るい尾根歩き

 丸山への登り ホッチラコ!

 丸山天辺に着いたようだ

 さてもう一度探そうセツブンソウ

 

疲れたね…やっと丸山に着いたよ

そういいながらも セツブンソウをまたした

 

咲いてる♪ 咲いてる♪

幸せの春の妖精 また会えたね♪

 

 またあなたなの 私をよぶのは…

 そんなに逢いたかったの

 

ほらほら 私はここよ♪

春日の良い一時

いいお山だったでしょう~♪

 

ありがとう ありがとう

帰りも会えたね 嬉しいよ

さてさて…

少し疲れた…ね

さぁ~ 帰ろう 

 

 西日を浴びるセツブンソウ

 

セツブンソウに別れを告げて

ここから一気っていく!

 

 急な斜面を下って帰ろう!

 いつの間にかできた丸太階段

 斜面の状態も良好ドンドン下れる!

 岩稜帯にも迷い道なし!

 

いつの間にか こんなに道が整備されて

カレンフェルトの尖った岩場を

バランスを取りながら下っていた頃が嘘のようだ!

 

本当に歩きくなって 

以前よりに下って行く事ができる

 

 尾根終了?薄暗い植林の中へ

 整備された道が歩き易い

 コショウノキ

 387mの標識を通過

 嫌いな階段現る!

 神武社殿跡地 ここまでくるともうすぐだ

 整然と並ぶ杉林

 植林を抜けると新町墓地に着く

 

南部配水池のフェンスの横を過ぎると

そこが新町墓地の駐車場だ!

 

鎌ヶ岳と御在所

 

目の前に鈴鹿の山々が見えてくる

鎌ヶ岳御在所を見ながら

チチの運転する横で 睡魔に負けて 深く深く眠りについた

 

眠りながら 次はどこのお山に行こうかな・・・

 

 

 

 

最期までお付き合い下さってありがとうございます 

 

 

 

 


藤原ブルーと春の妖精たち♪ 藤原岳で・・・3 多志田山から頂上へ

2021年03月09日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年2月27日(土)☀ 藤原岳

 

草木からの続きです

 

道を整備して下さった方のご苦労がどれほどのものか…

今更ながら 頭が下がる思いだ

 

難路として有名だった孫太尾根が生まれ変わっていた

 

分かり難かった草木の頂も普通に通れる

草木の取付きも分岐として機能し 

巻き道がしっかりと出来ている事にく…

 

 

 草木の取付き

 新しい指導標 

 

新たにできた指導標は 

草木捲き道も教えてくれている

 

新たにできたトラバースの捲き道を

帰りは使ってみようかと考える

 

 

穏やかな尾根歩きだ

裸木の樹林帯は本当にるい

 

 あら…目指す藤原岳の横から…

テーブルランド

 

ひょっこり顔を見せるテーブルランド!

白い頭がまだ冬の名残を濃く残しているようだ

だけど 今年の御池岳もまた 雪はなさそう…

 

そんなことを考えながら進むと

さてさて 登りも核心部へと向かい始め出した…

 

まずは 多志田山へのりである!

 

 多志田山への急登忍の一文字

 軍手の標識?が手招く

 チチがっているそこは

多志田山 965m

 

多志田山の頂上には残雪がしっかりと残っていたが

例年に比べて 圧倒的に少ないように思える

 

ただ 多志田山と藤原岳の直下は 

泣きの急登!胸突き八丁!

地獄りとして記憶がい!

 

多志田山の直下の登りも覚悟をしていたが

泥濘ではなく 意外に地面の状態が良く 歩き易かった 

本当に助かったと思った

 

 

竜ヶ岳方面

 

ここで 足を休める事にして

風を避けて 竜ヶ岳方面を見ながら腰を据えて休んだ

 

風は 木々の間を抜けるように吹いてくる

風はまだ冬の吐息の如く冷たい

上着を羽織っても 汗で濡れた身体の熱を奪う

それでも日差しが それを和らげ 

春の優しさに包まれる感じだ

 

数名の後続者が 竜ヶ岳方面へと向かった…

いつか 多志田山からの竜ヶ岳縦走をしてみたい…と

そう思いつつ見送った 見送りながら

今の私には無理だな… ボソっと呟いた

 

 残雪を踏んで藤原岳へ

藤原岳

 

ど~んと 藤原岳 

 

近くに見えるぞ!

もうそこだ!

今から向かうぞ~!

ファイト~♪

 

しかし ここからの登りもまた

第二泣きの急登 胸突き八丁としての期待を

全く裏切らない それ以上の地獄急登であった

 

その前に難所はすぐ目の前にあった 

多志田山からの下りだった

 

残雪と凍った一部の区間が 鞍部まで続いた

 

アイゼンをつけようか迷う

ただ ほんの少しの距離だという安易な考えが過り

先行者は誰もアイゼンを着けていない…

慎重に下ってみようか…と悪魔が囁く

 

そんなことを考えているうちに

チチはさっさと下っていく・・・

 

私は 迷った…

迷ったが つけずに下っていった…

 

つければよかった…

 

内心そう思う事もあったが 何とか 踏み込んで下った

樹林帯であったことが 少し大胆にしたが

やはり 軽アイゼンでもつければ 安心して下れたはずだ

ここは反省として残しておこう!

だいたい 用心の上に用心する私が

時々こうした安易な行動を起こしてしまうことがある

特に疲れた時などがそうである

これが 危険の第一歩なのだと改めて戒める

 

 鞍部まで下ってホッとした

 雪は無くなっていた

 孫太尾根は難路ではなくなったよ!

 難路ここからだというべきだ

藤原岳南面の斜面

 

泥濘地獄!急斜面!

 

整備された孫太尾根はもう 難路とはいいがたい

それよりも難路は 南面のこの斜面であろう

 

表面は乾いており、見た目は何とも無いように思えるが

足を置くと ズルズルのズル!

 

滑りやすく転倒する人が多く 

登る人も下る人も必死だ!

 

だけど・・・

ここに逢いたいあなたがいる

 

探し求めて急登を四つん這いになって登っていく

ルートはあるようで無くなって

無数の足跡が入り乱れている

 

左側に寄りすぎると尚登りにくくなるが

そこに逢いたいあなたがいる・・・

 

木の根を掴み 樹に抱きつきながら急斜面と戦う

 

そして・・・

 

まだ 咲き切れていない

眠たげなあなたを見つけた

 

 寄り添う小さな天使

 目覚めて 少し外界を覗きだした

黄色い天使 福寿草

 

まだだった

まだ目覚めたばかりで眠たそうだった

それでも 黄色の幸せがそこにあった

 

福寿草・・・やっと会えた

 

だが・・・

その姿を追い求めて見つめるには

ちょっと厳しい場所だ 体勢もしんどい!

 

踏み込む足元が…

ズルズルズルッ!

 

後ろで人が滑って転んで 

何とか木を持って助かった・・・

私も同じようにりそうだ!

 

ここには、呑気に花見と行ける所はない

ルートをなるべく外さないようにしないと

花を荒らす事にもなる

だけど 必死に登ったような踏み跡が

四方八方にある 見定めながら

斜面を右側に方向を向けて まずは岩稜帯に出る

 

 

 カレンフェルトの岩稜帯

 

正規のルートに出るまでは 落石にも気を付けて

本当に気がゆるめなかった

 

だが 帰りもこのルートを使う

帰りの事を考えると 更に背筋が寒くなった

 

 天を指す岩稜を一気に登る

 

私的には まだ 岩稜帯を歩く方がに感じた

それに ここからの展望が素晴らしい!

 

開けた視界に飛び込む 四日市市方面伊勢湾

そしてバックに 竜ヶ岳をはじめとする

鈴鹿山脈面々が連なって迎える

 

 

 

眼下に 採石場いなべ市 

その先に四日市市街地 

更に向こうには 天と繋がる伊勢湾

手前には 先ほど登って来た孫太尾根の全貌が…

 

孫太尾根

 

急な南側の尾根を登りきると

なだらかな藤原岳の頂上尾根が延びる

 

そしてその眺望に 歓喜の声が漏れる

 

ここは風の通り道でもある

自由奔放に吹く風が

今までの疲労感すら持って行くのか

この尾根に出ると 不思議と足取りも軽くなって行く♪

 

 残雪のトレースが緩やかに誘う

 白い稜線上で風が戯れる…

うっすらと浮かぶ 中央アルプス?

 

春空に浮かぶアルプスの稜線がまだ白い

雪が少ないとはいえ 向こうはまだ厳しい冬の山なのだろう

 

孫太尾根経由コースのここは 眺望も然る事乍ら

山頂へ延びる稜線しさに飽きる事はない

 

 頂上へと誘う白き稜線

乗鞍岳と御岳

能郷白山と白山

金糞岳と伊吹山少し離れて能郷白山

 頂上が近づいてきた

 藤原岳の頂上が見えた

 

 

藤原岳山頂に着いた・・・

 

 

つづく

 

 

 


藤原ブルーと春の妖精たち♪ 藤原岳で・・・2 草木まで

2021年03月07日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年2月27日(土)☀ 藤原岳

 

430mの尾根歩きからの続きです

 

430m地点から 解放された尾根になり

左側に遠足尾根を見ながら

変化に富んだ尾根歩きが始まった

 

 

急な登りは カレンフェルト地帯特有の姿を現し

石灰岩瓦礫の尾根が続く

 

その瓦礫の岩陰にひっそりと咲く花もまた

春の訪れを知らせようと、顔を覗かせ始めている

 

 カテンソウ まだ

 オニシバリの雄花(花下の筒が長い)

 

樹林帯の切れ間から いなべ市街地も広がる展望!

吹く風は冷たいが 気持ちは爽やかに開放的になる

 

 変化に富む登山道を進む 新しい指導標はどの時代のもの?

 まずはへ参ろうか!

 

歴史の逆行を感じる標識から 

またまたな登りとなる 

だけど春の妖精に逢うためだ

 

頑張って登ろう!

 

ただ、急登になると が開ける様に明るくなる

 

 

 南東方向が開けた斜面

伊勢湾と四日市市街地

 

四日市市方面が広がり 伊勢湾が輝くように見える

 

ぁ~ 励まされる~

 

道は急斜面に石段状に整備されたもので 

本当に 歩き易くなっている

周りの景色を見る余裕ができる程…

 

思わず やっほう~と叫びたくなる

 

そして 階段から ゴロゴロした岩の壁となり

その間に作られた急な道を登っていく

 

 カレンフェルトの岩場の急登

 

カレンフェルトの岩場を頑張って登ると

ケルンが目に留まる

そこが最初の目標点 丸山の入口である

 

 ケルンを確認!丸山入口

丸山 650m

 

第一目的の場丸山は、一見何も無いように見える

ゴロゴロの平らな広場の頂で 樹林に囲まれ 

決して展望が開かれている所ではない

 

この時期だからこそ まだ明るいが

東側の斜面に寄って 四日市方面の景色が見られる程度だ

 

だが この丸山は 

春の妖精たちが息づく所の一つ

ケルンを目印に 小さな妖精たちを踏まないように

丸山の頂を踏んでいく 

絶対的に足元には注意が必要だ!

 

そして 

見つけた! お会いできたぞ!

 

 凛と立つ愛らしい姿

 双子さんは、はにかみ屋さん?

セツブンソウ

 

まるで 春を感知する

パラボラアンテナのようなセツブンソウ

 

逢えた!逢えた!セツブンソウさん

春の日差しを一杯浴びようと

天を仰ぐ そのお姿に惚れてしまう!

 

丸山でしばらく

セツブンソウを見ながら休憩を取る事にした

すると 今年はオモトが確認できた

保護が必要とされる植物の一つであると耳にしていたが

今年は 少し数が増えていた?いえいえ

もっと増えなければならない数なのだと思う

ただ 一株しか見る事が無かったのに 

今日は4株ほどつけた

やはり 嬉しい♪

 

 万年青(オモト)の果実

 さて 先を急ごう!

 

からは足元注意!

春の妖精探しが楽しい尾根道だ

 

 森のトンネルをくぐって…

 急な斜面を登って…

 尾根を捲くようにトラバース!

 

あっ! つけた!

 

 セリバオウレン(雄花)

セリバオウレン

 

まるで春の線香花火の様な小さなお花の群生が…!

愛らしいその姿を這い蹲って撮影!

 

余り小さくて確認は難しかったのですが

見つけたセリバオウレンはみなのようで

両性花を見つける事は出来なかった…

 

小さな小さな線香花火の様な花に

出会えたことにまたテンションが上がる!

 

これは幸先いい感じ♪

黄色い天使にも逢えるかも…

胸に期待を膨らませ 更に先に進んで行く

 

 惜しみつつもを急ぐ

藤原岳

 

まだまだ遠くに感じる藤原岳を 裸木の向こうに捉えながら

黄色い天使に逢うために 急登の尾根を登っていった

 

 登りと下りが繰り返される

モミの木

(最初はツガの木かと思っていましたが エバグリーンさんにお尋ねすると 葉がツガより長く、モミの木だと教えて頂きました)

 

鞍部の稜線には大きな大きな 

目立つ一本のモミ大木が立つ

そしてここは、私の好きな場所の一つ

 

風の通り道で強い風が通る その風にも負けず

天に向かってまっすぐ伸びるモミの木が印象的だ

 

そういえば よく見渡すと

この一帯には モミの木が多いように思える

周りの景色を見ながら更に進むと 

またまた分岐が現る

 

 トラバースと尾根道の分岐

 

往路では 尾根道の方を進み 草木に立ち寄ろう!

 

尾根道と行っても 登りもあれば下りもある

アップダウンは当たり前で

ごろつく石灰岩の岩場はつきものだ

そんな尾根道を選んで登っていった…

 

 草木はまだか~

 ゴロゴロ尾根がつづくよ~

 愛らしく咲くセリバオウレン

 下って広いコルに出ると…

 785mトラバース道の合流点だ

藤原岳の採石場といなべ市方面

 藤原岳へとどんどん進むと…

 834m下 草木と迂回路の分岐

 834m下標識 ここは草木

訪れやすくなった草木 834m 

 

以前は この草木が中々見つけられずに通り過ぎていた

 

登山道より少し外れた形になっており 以前知り合った

ブロガーのJ-ウルフさんに教えてもらって 

何度目かの訪問で 漸く見つける事が出来た

 

それほど 分かり難かったのに 

しっかりと指導標と道が出来ていた

 

もう 迷う事は無い!

 

だが ここが目的ではない 

 

 裸木の向こうの影が待つ!

 

藤原岳へごう!

 

今日は本当に天気には恵まれているな~♪

 

 

つづく

 

 


藤原ブルーと春の妖精たち♪ 藤原岳で・・・

2021年03月07日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年2月27日(土)☀ 藤原岳

 

スプリング・エフェメラルたちが

顔を出し始めている知らせが届きだした

 

去年は逢いに行けなかった…

今年は思い切って行ってみよう~♪

 

体力を取り戻すため 山活動をぼちぼち始めだした

そして…季節は移り変わり

漸く 春の妖精たちの便りを聞き始めた

その誘いに乗り遅れないように 藤原岳に行く事にした

 

 

 新町墓地駐車場

 南部第2配水池フェンス横

孫太尾根登山口

 

いつもの新町墓地駐車場に駐車して出発

 

8時頃に着いたが まだ駐車スペースがあった

花の時期になると車を停める所がなくなるが

まだ この時期だからなのか 助かった

 

墓地より配水池の横を通って樹林帯の中へ

すぐに 孫太尾根登山口に着く

 

なんだか以前とは少しだが雰囲気が違う

そんな孫太尾根登山口を左へ進んで行く

 

 すっきりとした登山口

 

整然と並ぶ杉林の間を進んで行く

朝の日差しを落とす樹林帯は どこか優し気

歩いていても気持ちがいい~

 

しかし・・・

勾配がきつくなると そんな余裕も無くなる・・・が

今は堪能して歩こう…

 

 最初の出迎えはヤブツバキ

 丸太階段こんなのあった

 あれ…?新しい指導票?

 神武社殿跡地はわらないけど…?

 

歩き始めて気になりだす

なんだか入口だけではなく 孫太尾根自体…

雰囲気わっている様な…

 

神武社殿跡地からも ズルズル斜面が続いて

喘いだ記憶が戻るが…

 

とても歩き易くなっている様な…

その上 新しい指導票の青が目を惹く

 

絶対、以前とは違う!

そう思いながらも 次第に急勾配となり出すと

そんな事よりも 登る事に集中して歩を進めだす

 

ただ…

 

 この指導票辺りから…

 勾配がきつくなって来た!

 

とても歩き易くなっていることにく!

 

地面も 木の根も乾いている事もあるが 

整備されている道の状態も良い

 

以前はこんなだったかな

いや違う! 孫太尾根が変わった!

 

 387m指導票辺りから道は…

 緩やかになって…

 下り トラロープってあった?

 この380mの指導票から

 再び登りとなるが…

 その先の曲がり角…

 奥の展望は通行止めに!

 

最初の開けた尾根の展望は

ロープが張られ通行止めとなっている

仕方が無い…展望は、お預けだ!

 

右方向へ曲がって 樹林帯の中を進むが 

ここから更に急勾配となり

ジグザグの登りを頑張って登っていく

 

 急登を登って登って

 明るい尾根ラインに出た?

 430mの指導票が目印!ここから…

 孫太尾根の魅力を感じて登る

竜ヶ岳方面

 

開けると 目の前に遠足尾根の稜線が平行に延び

常に 遠足尾根が寄り添ってくれるようになる

 

 ぁ~!いくぞ!

 

変化に富んだ尾根に 早春の妖精を求めて

鈴鹿山脈特有の地形と地質を露わにした

孫太尾根しみながらっていこう!

 

つづく

 

コースタイム

 

8:25 新町墓地駐車場 → 8:41 神武社殿跡 → 9:30 丸山 650m 9:40 → 10:18 草木 834m →10:51 多志田山 965m → 11:50 藤原岳 1140m 12:40 → 14:19 多志田山 965m 13:31 → 草木 834m → 14:20 丸山 650m 14:35 → 15:12 神武社殿跡地 → 15:20 新町墓地駐車場