2021年5月29日(土)曇りのち晴
細尾谷から新しいルートを登っていく所からの続きです
支尾根になっても急坂は続いた だが
道はしっかりとしており、歩き易いと言えば歩き易い
息を整える為に足を止めれば
足元には小さな花が目に留まる
決して派手ではないが よく見ると別嬪さんぞろいだ
自由人の様なミヤマナルコユリ
虫を乗せたキバナコツクバネウツギ
変わったコツクバネウツギだと写真に収めた
帰ってから拡大してみたら 変わっているはずだ
小さな虫付きだった!
微動だにしない角の様に見えた正体は
シャクトリムシ?
花の寸法でも図っていのだろうか…?
しれにしても・・・
山での写真撮りは 意外にしんどいものだ
屈んだり 手振れ防止に息を止めたり
それでも 写真に収めようと奮闘した結果だったが
思わず笑ってしまった1枚だった
花に癒されつつも 意外にしんどい急登を
ホッチラ ボッチラとのぼり 漸く緩い道にでた・・・
そこは 金剛山遊歩道だった!
金剛山遊歩道に出た所
3つのベンチは年季を感じる苔付き!
ここからぼちぼち山頂を目指そうかと考えたが
遊歩道を横断して 更に延びる道を登っていく事にした
遊歩道を横断して次の取付き?
何処に行くのかこの道は・・・?
多分 ダイヤモンドトレイルに出るはず・・・?
急な登りでないことを願おう…なんて
そんな甘い考えは ここでは捨てよう…!
見た目とは違い 急な道だ! 意外にしんどいぞ
だけど… デコボコなしの整った踏み跡が救いだ!
少し柄が違うミヤコアオイ
角隠しを被ったようなギンリョウソウ
終盤間近のツクバネウツギ
ゆっくりとゆっくりと登った先は?
あらぁ~ こんな所に~出たの~!
府民の森ちはや園地 大阪府最高地点 1053m
ダイヤモンドトレイルの途中にある最高地点
いつもはスルーしていた所に出た
周囲は策がされているが
新たな道が出来ていたようだ
ここからは 本当に歩き易い広い道だ
ダイヤモンドトレイルを歩いて頂上を目指そう
同化して見失うようなウラシマソウ
アップにするとちょっと不気味?
道のわきにひっそりと咲くウラシマソウ
絶対見逃す感じだが 今回はしっかりと目に留まった!
ウラシマソウに会いたいと探していたが
見つけると なんだそんなところに居たの?ってな感じ
だが・・・問題発覚 同化した色合いのウラシマソウ
写真撮影も 私の腕では かなり難しい・・・
辛うじてその姿を確認する事ができる感じだ
いつもの金剛山頂は展望を閉ざして
静かな広場となっていた
9時のライブカメラの時間も過ぎて 疎らになった所で
証拠写真を1枚 バシャン!
人もほとんどいない山は静かに
小鳥のさえずりだけが響く
暫くその静けさの中に身を置いて
心の安らぎを得るようにブレイクタイムを取った
風は冷たく 一枚上着を羽織った
戦ぐ風の動きが 新緑の向こうに見える
いつまでも見ていたい風景も そう長くは続かない
少しずつ人の気配が増えて
静けさを打ち破るように人の声がしてきた
そろそろ下ろうか・・・
いつものコースのセト周りで下ろう!
今日はどんな植物を見かけるのだろう・・・
コゴメウツギ
ミズヒキの葉が大きくなった
蛙が似合いそうなフキの葉
目の前にキブシの果実がブラリ!
二色のニシキウツギ
濃い色はヤブウツギ
花弁を広げたマルバウツギ
少し慎まし気なウツギ
ウツギの花が満開に咲き誇っていた
緑濃くなる季節には白い花が多くなる
自分の存在を目立たせるため
虫に花粉を運んでもらうため
生きるための手段の一つでもある
人は ただ その美しさだけに目を奪われる
イヌガラシ
ユキノシタ
帰る頃には お日様が姿を現し
あれほど冷たかった風も 陽だまりの中では無力か・・・
何時しか汗が流れて 暑い!と一枚上着を脱いだ・・・
今度はどこの未踏のコースを歩いてみようか
コロナ禍の間に 金剛山の新しいルートを探検してみよう♪
終
最後までお付き合いありがとうございます