202111月21日日曜日 大峰山系
高塚山から1418の分岐まで引き返してきた所からの続きです
1418分岐から小谷林道方面へ
1418の分岐の小谷林道の標識方向に進む
ここもまた・・・
行く先の楽しみより、
帰りの憂鬱の方が先に立つ下りから始まった
長い下りが続く
ただ只管下る
勿体ないほど下る気分を 何度味わったか・・・
それでも その先に行かねば 目的の所へは付けない
芸術的な樹々の姿を見ながら
落葉の斜面を下っていくと 途中に手書きの標識を見つけた
ここは、高塚山へのルートよりも整備されていた
標識もしっかりと付けられており
道も歩き易い感じを受けた
ここが通学路だったら驚きだ!
吹き溜まり!茵のような落ち葉を踏む
15分ほど下ってやっと最低コルらしき所に着く
茵の落葉の中にできた道
裸木となった樹林帯の向こうに現れた影
あそこまで行かなければならないのだと思うと、
何とも複雑な気持ちだった…
遠く感じたのは私だけか?
高塚山が遠くに見えた
最期の登りホッチラコ!
スカイライン上に出たようだ
???山頂広場?
三本栂?
三本栂
時間は11時29分
下りは長かった・・・ その先に見える陰に
登り返しの憂鬱を感じていた
しかし・・・!
登り出して目的の三本栂までは
あれっ?と思うほど短かった
迎えてくれたブナの大木
名前にもなるシンボルのツガがある所なのかと思ったが
それらしきツガの木は私にはわからなかった
それよりもヒメシャラの集まる樹林帯が印象的で
三本のブナの大木が目立つだけだった
そのブナの木を見上げると 枝が空を覆い
ヤドリギが枝模様に花を咲かせているようだった
三兄弟?のブナの木
ヒメシャラ林
展望は無いが 葉を落とした樹林の明るい広場は
静かで気持ちがいい
ここで 休憩をしてから 引き返す事にした
P1418
休んでいると やはり寒い・・・
風は確実に冬のものになっているようだ
目の前に透けて見える1418まで戻ろう
だが、1418への登り返しを考えると 溜息一つ!
ふぁいと~!と自分に気合を入れる
まずは下って
登って
また下る そして
長~い登り返しだ!
往路では余り気ならなかったが
復路では 迷いやすいかも…と感じた
下を見たまま登っていると 気づかないうちに
道から外れていくようだ…その為か
迷いやすい様な所には ロープが張られ、
道から外れないように、しっかりと整備されている。
木を並べたラインファルト
登山道と記されたロープ
急斜面には階段付き
人の余り来ない所で 地面は柔らかい
整備もされていて、先週の御池岳から考えると
ある意味歩き易い
復路では 往路で感じた憂鬱は全く感じない
それどころか、あれほど長く感じた距離が短く感じた・・・が
P1418
見上げたピーク・・・ P1418を見て思った
私は欲のない女 積極的に離れない
そう・・・この登りは避けたい!
そして!トラバース
往路で通った1418への分岐からピークを見る
1418を避けて分岐までトラバース
さて、奥駈道分岐へ戻ろう
P1418をエスケープして
奥駈道を目指して戻るも
裸木の向こうに見える山の影は 遠くに感じる
一つピークを越えた先に現れる山の影
あそこまで!と向かって進むが 中々近づかない
まだだよ~んと 引っ張るように
ピークが延びていく感じだ
ウラジロモミの赤ちゃん
P1380 約半分程戻ってきた
この標識は 奥駈分岐の最後の登り!
今度こそ あの先のピークが!
笹原の尾根が稜線を描いて迎える
ピークを越えて長い支尾根歩き終了!
奥駈道の分岐 ここから奥駈道を行く
大峰奥駆道からは鉄山やバリゴヤの頭
バリゴヤの頭
大峯の面々の後ろに薄っすらと金剛山
高塚山の北面の尾根と谷
トンネル東口分岐より論所ノ尾へ向かう
論所ノ尾を下り始めてすぐに見える P1418
楽しかったよ またね♪
トンネル東口へと下っていくが
論所ノ尾は急な下りが続く
トンネル東口への最短距離のルートへ
テープ標布とプレート標識 7丁目
まだまだ急な下りは続く
プレート標識 4丁目
4丁目を5分ほど下った所に…これは!
通ってみよう!いい事ありますように!
胎内潜りをした大木
プレート標識4丁目から
5分ほど歩いた先に立っていた樹
ツガの木だったか・・・?
木の根元の穴ばかり気になって
しっかりと木を見ていなかった・・・
だけど なんだかいい事がありそうで
思わず胎内潜りをしたくなった
そして潜った・・・
何かいい事ありますように・・・
あれから2週間余り・・・
そう言えば、喘息発作に悩まされていたが
それがいつの間にか 出ていない・・・
私的には御利益があったと信じている
1200mと3丁目
急坂に変わりはない
少し膝に鈍い痛みを感じるが、気にするほどではない
地図を確認すると左に曲がる所があるが
まだ先の様だ・・・頑張って下ろう
空は少し怪しげに灰色をしている
雨が降らない事に感謝だ・・・
峠2丁目 ナメゴ谷橋と行者還トンネル上北山出口の分岐
どんどん下って 峠2丁目迄やって来た
ここで標識を確認する
左へ曲がると 行者還トンネル上北山出口
そのまま直進すると ナメゴ谷橋
左側の行者還トンネル方面へ下る
2丁目から 論所ノ尾を離れて下る
道はしっかりとある
落葉の道は柔らかい
トラバース気味の道は何処までも続く
枯葉色の世界が気持ちいい♪
枯葉色の斜面と一体化?
瘤瘤のこん棒の様な樹
林道が見えてきた
林道に着地!
峠1丁目 1500m
ご苦労様!
林道に出れば心配はない
こっからトンネル迄少し登っていけばいい♪
林道を歩く
ダラダラ10分ほど林道を歩けば
トンネルが見えてくる
国道309号線に停めた車はもうそこにある
往路では長く感じたルートも
復路では何と短く楽に感じた・・・
久々の奥駈道は気持ちが良かった
登り初めに一人の登山者に出会っただけだ
単独で登って来られた方は 大普賢の方へ行くと言っていた
奥駈道の出合で右と左に別れて歩いたのだが
そこから人に出会う事は無かった
本当に静かな山歩きを愉しめた♪
行動時間:7時間35分
山行時間:6時間41分
若い頃に比べて歩く速度はかなり遅くなったが
まぁまぁのペースで歩けたと思った
満足だった♪
終
やはり、ダラダラと長くなってしまいました
最後までお付き合い下さってありがとうございました
行者還トンネル東口