ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

大峯奥駈道の枝尾根を歩く 高塚山 清明ノ尾編

2021年11月28日 | 山 近畿 大峰山系

202111月21日日曜日 大峰山系

 

国道309号線No90ポイントの鉄階段からの続きです

 

鉄階段を上り終えると

そこからは急な登りの山道となる

 

 奥駈道の枝尾根の枝尾根の登り

 

まずは 逢いたかったものを目指す事にしよう

それは清明ノ尾の出合にある

会いたいものの名前に由来する広場だ

 

支尾根の支尾根は 自然尾芸術品の品評会のようだ

多くの奇木や巨木が存在する

 触手のようなを延ばす木

 朽ちた母木から延びるたな木

 踊り出しそうな陽気な木

 洞窟の様な木 何かの棲家

 九十九折に登っていく

 落葉の道は柔らかくには優しい

 

見ていると楽しい樹木の間を登っていく

だけど急な勾配は我慢のしどころ 稜線に出るまでガンバだ!

 

 檜と2本の若いツガを九十九折に曲がる 

 尾根のラインが近づいてくる

 目の前に大木がたちはだかる

 

ど~~ん

このルートのシンボルツリー的な存在の巨木

存在力がすごい!

 

 

この木をよく見ると! 

ヒノキヤマグルマの木が合体した

複合体の大木となっている

自然の為す業なのだろう・・・すごい生命力だ

 

今回はこの木に会いたかった そしてもう一つ・・・

 

 大木から間もなく尾根に出る

大普賢岳と小普賢岳

大普賢の右側の尖がり帽子が和佐俣山

 

枝尾根から清明ノ尾の尾根に出ると

目の前の視界が開けた!

 

大峯の山々が連なって見えるようになる

そして間もなく タイタン広場に着いた

そう…朽ちたとはいえ

存在感のあるタイタンにも会いたかったのだ

 

 マツダE2500トラック

 

本当はまだ タイタンの名前の付いていないモデルだが

1967年1月に登場して、この地に放置された以降 

タイタン広場と呼ばれる由縁にとなっらしい

※ちなみに タイタン1号は1971年にでた

 

タイタン広場は 清明ノ尾と呼ばれる尾根にある

ここからその尾根を進んで 大峰奥駈道を目指す

 

清明ノ尾

 

歩き易い尾根道だ

奥駈道に出るまでにも急坂はあるが

登山道の歩き易さが助けてくれる

 

 奥駈道への最後の登り ガンバ!

 優しい色のが手招いている

大峯奥駈道の出合

弥山

中央の奥に頂仙岳 手前右のとんがり帽子の鉄山

 

大峯奥駈道に出ると

目の前に大峰山の面々が飛び込んでくる

ここから、 人とは無縁のような奥駈道を少しの間歩くが

季節的な関係で 今回は決して歩き難いルートとは思えなかった

 

 弥山の方向へまず進む

 

ただ…ただ… アップダウンがどこまでも続き

急なりと急なりを繰り返す事にはなる

 

しかし、そのしんどさよりも 奥深い神秘な鎮守の森の中

修験道の修業の道の一部を味わう楽しみの方が大きい

 

 

季節がら ミヤコザサの背丈が低く

整えられた芝生の広場の様な尾根道が続く

一ノ垰まではこのような、道が続き

葉を落とした裸木が視界を広げて明るくしてくれていた

 

八経~弥山~鉄山

 

つづく



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4 コメント

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Unknown (matsunorida)
2021-11-28 02:34:43
ミッちゃん こんばんは!

タイタンにビックリですっ!
実はボクも山歩きで出会う朽ち果てた廃車が大好きでして…^^;
Facebookの方では『野にたたずむ旧車』というGroupにその写真の数々を投稿しています
それにしてもすごい処でたたずんでいますね 朽ち果てるのも速そう…
巨木もすごかったですが それ以上に圧倒されてしまいました(苦笑)
そして 安心の北奥駈の風景 懐かしいです 続きに期待!(^^)/
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Unknown (メロン)
2021-11-28 13:34:16
奥多摩の山中でも車に遭遇することがあります。
中でもいちばん傑作だったのは名も知られていない小さな沢の中でのこと。この沢を下降路に選んだのですが、小さな沢の小さなゴルジュの幅とほぼ同じ車幅の車がで~んと鎮座ましましていたんです。車のすぐ下には10mほどの滝。懸垂下降が必要な滝で、結局この車の窓枠を支点として使いました。
その後も、この車のことが気になって、2度ほどこの沢を下降。1度はこの沢を登って、その際はもちろんこの車でフォローする人を確保しました。
上部に林道があるんですが、すぐそばではありませんし、途中の木に引っ掛かりそうなものですけどね。
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Unknown (mituhouse)
2021-11-28 22:30:46
matsunorida様 こんばんは

山歩きをしていると 朽ちた廃車を見かける事がありますよね
どうして こんな所に・・・って思うのですが
きっとそこに色々な出来事があったのだと思うのですが
物言わぬ目撃者なのでしょう・・・
色々と考えてしまいます。
Facebookにですが・・・お邪魔してみますね
今昔の歴史がこの大峯には残されていくようです
何度歩いても 秋の来ない大峰奥駈の道です

コメントありがとうございます
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Unknown (mituhouse)
2021-11-28 22:36:11
メロン様 こんばんは
エ~ッ そうなんですか!?
とんでもない所に車が・・・まさか
沢登りをしてきたわけではないでしょうに・・・
チェックストーンならず チェックカーですね!
コメントを詠みながら 状況を想像して 背筋が寒くなりました
チチも驚いていました
なんでもチチもこんな状況があり チチの場合は 
滝になっているチェックカーの下を潜らなければならなかったようです
どうしてこんなところに?という車 山の中で時々見かけますね

コメントありがとうございます
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