同伴者たち

今日はそぼ降る雨になりました。静かな一日です。
オーラソーマコンサルテーションのビーマーライトペン　　という療法を毎月一度受けています。先月は下半身のむくみ、昨日は下腹部、腰の痛みと冷えがあったのですが、セッションを受けた後にはそれがすっかり取れて、体が温かくなって症状は良くなっています。
もちろん色彩の光で刺激を受けたライトペンにも効果があるのですが、施術してくださるyukieさんと話すこと、一緒の時間を過ごすことが私にはさらに効果を高めることになるのです。


生きていると、なぜか深く係わり合いになる人と、何度出会っても全く深まらないままいつの間にか分かれていく人と、何度すれ違っても一生言葉を交わさない人もいます。
にもかかわらず、一度も会わず、一度も触れ合わなくても内面の奥深くまでを共有しあえる人に出会うこともあります。

私のもうひとつのブログ、「あじゅんまがかんだ！」で記事を書いた「ピ・チョンドゥク（皮千得）」（アルク）さんの随筆集を買ってから毎日繰り返し読んでいます。彼の言葉の一つ一つ。彼の感じる感覚の一つ一つが、私の心を強くひきつけ、磁石のように離しません。
控えめで、欲がなく、なによりも美しいものを愛する彼の文のなかでも、「縁を結ぶ」と言う言葉が特に好きです。

ちょうど、人と人とが出会ってもすれ違うのは、精神の、または魂の部分でお互いが出し合った縁を結び合う瞬間、その体験がないからなのではないでしょうか。
たった一度の出会いでも。

深く出会うもの同士の中には生涯のパートナーがいるでしょうし、親子、友人であれば「情愛」でつながる関係といえるでしょう。
どちらかが一方的に相手を助けているように見えたとしても、助けている方にも「させてもらう」という機会を与えられているのですから、それぞれが人生をよりよく生きようとする大事な関係です。


人間は、人と関わることでつらく悲しいことも経験するかもしれませんが、それすら自分の糧になるよう助けてくれるのが「同伴者たち」なんだろうと私は思うのです。
だれでも自分は「たったひとりぼっちだ」なんてことはなくて、
「意識して」人と関わっていくと、不思議と悩みや迷いの答えをもらえる瞬間を感じることができる、そんな経験をしていたことに私も気づきました。