暑くなって来ましたね。
食欲が無くても、見るだけで涼しい気持ちにさせてくれるのが
この水まんじゅうです。
一番最初に私がこの和菓子を知ったのは小浜という町の小さな
おばあさんの営むお店。
お店の中に湧き水を引き込み、冷たい天然水の流れる中に葛と
こしあんの入った杯をするりするりと沈めていくのです。
ひんやりと冷やされた水まんじゅうを杯からつるんと出して
もらうと、もう外の暑さも忘れるような美しさです。
まぶしい外の光と、屋内の日陰のコントラストを背景にして
食べる夏のお菓子。その醍醐味を味わうことが出来るでしょう。
そういった一つ一つ手作りする手間や愛情こそが感動的な
おいしさにつながって行くというのに、その大変さの割に
経営が成り立たないと言うことで、個人商店はどんどん姿を
消していかなければ行けないことが淋しくてなりません。
この水まんじゅうの「みず喜」さんも、ご主人の代で終わり、
後5年かな?という奥さんの言葉を聞いて愕然としました。
「息子さんは?」
「だめだめ。手間ばかりかかるし、本物をおいしい物を作ろうと
すれば何も削れないし]
葉も本物を使ってあり、水にぬれて潤う美しい濃い緑が
悲しく目に映ります。
後5年・・・5年後にはいろんなことが変わっていそうな
気がしてきました。
変わらない物など無いけれど、せめて
いい方へ変わって欲しいと願いながら、ご主人の「手間と心」
をいただきます。
食欲が無くても、見るだけで涼しい気持ちにさせてくれるのが
この水まんじゅうです。
一番最初に私がこの和菓子を知ったのは小浜という町の小さな
おばあさんの営むお店。
お店の中に湧き水を引き込み、冷たい天然水の流れる中に葛と
こしあんの入った杯をするりするりと沈めていくのです。
ひんやりと冷やされた水まんじゅうを杯からつるんと出して
もらうと、もう外の暑さも忘れるような美しさです。
まぶしい外の光と、屋内の日陰のコントラストを背景にして
食べる夏のお菓子。その醍醐味を味わうことが出来るでしょう。
そういった一つ一つ手作りする手間や愛情こそが感動的な
おいしさにつながって行くというのに、その大変さの割に
経営が成り立たないと言うことで、個人商店はどんどん姿を
消していかなければ行けないことが淋しくてなりません。
この水まんじゅうの「みず喜」さんも、ご主人の代で終わり、
後5年かな?という奥さんの言葉を聞いて愕然としました。
「息子さんは?」
「だめだめ。手間ばかりかかるし、本物をおいしい物を作ろうと
すれば何も削れないし]
葉も本物を使ってあり、水にぬれて潤う美しい濃い緑が
悲しく目に映ります。
後5年・・・5年後にはいろんなことが変わっていそうな
気がしてきました。
変わらない物など無いけれど、せめて
いい方へ変わって欲しいと願いながら、ご主人の「手間と心」
をいただきます。