ちょっと涼しくなると、コンビニが一斉におでんの香りになりますね。
そしてやっぱり「蒸し物」
寒さに温かい湯気が幸せを運んでくれるようです。
昼間はダラダラと汗をかきながら、夜涼しくなると小麦粉をこねて
しまいます。
ベーキングパウダーでさっと作るのではなく、ドライイースト菌を使って
寝かせながらじっくりふっくらさせてから、切って蒸しあげます。
北京の朝のご飯がわりでもある、半分量で発酵させてから後で残りの
小麦粉で練ってから形成する変わった作り方です。
普通の花巻のようなフワフワではなく、ご飯のようなどっしりした感じの
「主食」です。
今回は子供たちがハンバーグを半分に切ったものやコロッケをはさんで
食べていました。
日本でも中国でもロシアでも、昔々小麦は寒い地方のお米のできない場所では
大事な主食でした。一粒も残さず大事に大事にこねられました。
昔話でもよく、「パンを作る小麦一粒もありません」なんていう話を読んで
「かわいそう!!」なんてすごく悲しくなったものです。
「お腹がすいたらコンビニに行けばいいよね?!」
なんて思わずいっちゃう今の子供たちを見ると、マリーアントワネットを思い
出すのは私だけでしょうか。
豊かな日本で自殺者がどんどん増えるのは、心がお腹を空かせているからです。
お腹はジャンクフードでも満たされるけれど、心は本物の思いやりや愛情が
なければ満たされない。
自分の心が愛に満ちるからこそ、人にやさしさを向けられるのです。
物やお金がいくらあっても、心を分かち合えなければ幸せにはなれない。
たった一つの蒸しまんを、半分にしてでも分け合えたい人がそばにいれば、
それが一番幸せなのかもしれない。。。
そんな風に思いながら半分にちぎるのでした。
「はい、どうぞ!」
そしてやっぱり「蒸し物」
寒さに温かい湯気が幸せを運んでくれるようです。
昼間はダラダラと汗をかきながら、夜涼しくなると小麦粉をこねて
しまいます。
ベーキングパウダーでさっと作るのではなく、ドライイースト菌を使って
寝かせながらじっくりふっくらさせてから、切って蒸しあげます。
北京の朝のご飯がわりでもある、半分量で発酵させてから後で残りの
小麦粉で練ってから形成する変わった作り方です。
普通の花巻のようなフワフワではなく、ご飯のようなどっしりした感じの
「主食」です。
今回は子供たちがハンバーグを半分に切ったものやコロッケをはさんで
食べていました。
日本でも中国でもロシアでも、昔々小麦は寒い地方のお米のできない場所では
大事な主食でした。一粒も残さず大事に大事にこねられました。
昔話でもよく、「パンを作る小麦一粒もありません」なんていう話を読んで
「かわいそう!!」なんてすごく悲しくなったものです。
「お腹がすいたらコンビニに行けばいいよね?!」
なんて思わずいっちゃう今の子供たちを見ると、マリーアントワネットを思い
出すのは私だけでしょうか。
豊かな日本で自殺者がどんどん増えるのは、心がお腹を空かせているからです。
お腹はジャンクフードでも満たされるけれど、心は本物の思いやりや愛情が
なければ満たされない。
自分の心が愛に満ちるからこそ、人にやさしさを向けられるのです。
物やお金がいくらあっても、心を分かち合えなければ幸せにはなれない。
たった一つの蒸しまんを、半分にしてでも分け合えたい人がそばにいれば、
それが一番幸せなのかもしれない。。。
そんな風に思いながら半分にちぎるのでした。
「はい、どうぞ!」