親からもらった時計を、久しぶりに引っ張り出して使っております。
名前は『 グランド セイコー 』昭和44年製。ほぼ40年前の代物。
当時の大卒初任給3倍程の価格だったらしいです。
どえらく立派な箱が物語っているような・・・。
当時のセイコーが、スイス時計メーカーに追いつき追い越せで
会社の威信を賭けて開発したモデルのようです。
なんだか高度成長期の遺産ですな。
カレンダー表示が当時を物語っております。
曜日表示が、漢字と英語からチョイスできます。
平日は黒、土曜は青、日曜は赤。
土曜の青は、当時半日出勤が多かった名残でしょう。
昭和のよき時代を感じますな~。
シンプルな3針スタイル、カレンダー表示はビジネスで重宝。
親子2代で使用され、今だに現役。
セイコーの威信を示せたことでしょうな。
分解掃除とかメンテがやっかいですが
末永く可愛がってやるつもりです。
昭和オヤジに昭和の時計・・・。
近頃、懐古趣味になっちゃって、歳かなぁ・・・。
只今、北欧の古い4ドアセダンをレストア中。
温故知新も、過ぎたるは病と同じなり