汚職は文化

きのうのバリ島検問事情の続編いきます。

賄賂はいけないことなのですが、あまりにも日常的にはびこっているので、
ついつい払ってしまうことも多いのです。
だって、昨日まで右から左に一方通行だった道が、今日からいきなり
逆向きに一通になってたりするんです（怒）

しかも、そういうところには警察官がいたりするんだよなー<(｀^´)>
そんな時はごめんなさい！と言って、さっさと払っちゃったほうがいいです。
Rp20,000（￥１６０）～Rp50,000（￥４００）くらいのことで
見逃してくれるなら、時間の節約にもなるし、楽なのですよ。

でも、検問の賄賂を払いたくない外国人（観光客）にはこんな手も。
（注：レンタカー、バイクをお勧めしている訳では決してありません）

ぜったいにインドネシア語を話さないこと。何をきかれても？（バカなふり）
すると、警察官は英語で聞いてくる。これも？（バカなふり）
すると警察官は（たいてい２人組みだったりするのだが）
”こいつら英語もわかんねーのかよっ”
”バカなんだな、もういいか”などと現地語で話している。
それを聞きながら（分からないふりで）ニコニコしていると、
手で”シッシッ”と、面倒くさそうに行ってよし！ということになる。

ちなみに、お財布には小さなお札をいれておきましょう。
万が一Rp100,000札しか入ってなかった場合、”おつりください”
とは言いにくいので、仕方なくそれを払う羽目になります。

でも、昔スタッフは賄賂の”おつり”をもらったことがあります。
お財布にRp20,000しか入ってなくて検問で捕まった。
（免許証不携帯だったか何か、理由は忘れた）
で、ごめんなさい、僕はすごく貧乏です、僕の全財産です、
と言って、財布を開けて見せた。
すると、警察官はそのRp20,000を取ってRp10,000を戻してくれた。
今日ご飯が食べられないと困るだろう、と言ったそうです。
ウソのようなホントの話、でもインドネシア人っぽい(~_~;)

まぁ、この国の汚職は文化です。
将来も無くなることはないでしょう、きっと(^^ゞ