悲しくて悲しくて…。
愛犬マロが天国へ旅立ってしまいました。
一週間後には3歳の誕生日だったのに。
いつものように朝の散歩へ出かけた。
マロにとっての散歩、それは食べ物探しの旅。
何でも拾って食べる。
時には家にお持ち帰り。
そんな悪い癖が仇ととなり、
毒入りの何かを食べてしまったマロ。
時々道端に撒かれる毒入り団子や毒入り肉。
食べてからあっと言う間の出来事だった。
腰が砕けて立てなくなり、キャーンと大きく鳴いた。
一瞬にして何が起きたのか悟った私は
マロを抱きかかえ、家に走った。
揚げ物用の油を呑ませば吐くと聞いたので、
すぐにオイルを流し込む。
お願い、吐いて。
マロ、お願いだから、吐いて!
願いむなしく、何も吐けず、苦しげにもがく。
そして私の腕の中で動かなくなった。
ごめんね、マロ。
今の毒はただ塗っているのとは違い、
粉状にして練り込むらしい。
そうすると食べた後、吐けないから。
そのまま即効で身体に吸収されてしまうそうだ。
小さな命の灯が消えて、
私の腕の中で少しずつ冷たくなっていき、
それでも私は抱いていた。
たった今まで元気だったマロ。
お別れも言えなかった。
大事な家族の一員だったのに。
ごめんね、マロ。
そして3年間、ありがとう。
愛犬マロが天国へ旅立ってしまいました。
一週間後には3歳の誕生日だったのに。
いつものように朝の散歩へ出かけた。
マロにとっての散歩、それは食べ物探しの旅。
何でも拾って食べる。
時には家にお持ち帰り。
そんな悪い癖が仇ととなり、
毒入りの何かを食べてしまったマロ。
時々道端に撒かれる毒入り団子や毒入り肉。
食べてからあっと言う間の出来事だった。
腰が砕けて立てなくなり、キャーンと大きく鳴いた。
一瞬にして何が起きたのか悟った私は
マロを抱きかかえ、家に走った。
揚げ物用の油を呑ませば吐くと聞いたので、
すぐにオイルを流し込む。
お願い、吐いて。
マロ、お願いだから、吐いて!
願いむなしく、何も吐けず、苦しげにもがく。
そして私の腕の中で動かなくなった。
ごめんね、マロ。
今の毒はただ塗っているのとは違い、
粉状にして練り込むらしい。
そうすると食べた後、吐けないから。
そのまま即効で身体に吸収されてしまうそうだ。
小さな命の灯が消えて、
私の腕の中で少しずつ冷たくなっていき、
それでも私は抱いていた。
たった今まで元気だったマロ。
お別れも言えなかった。
大事な家族の一員だったのに。
ごめんね、マロ。
そして3年間、ありがとう。