きまぐれHeart Station

心の駅へようこそ…ちょっとだけ途中下車してみませんか?
なんちゃってシンガーソングライター♪萌香で~す

ハートステーション 

2017-11-07 14:00:41 | ぼちぼち
こんにちは。
久しぶりのブログ更新になります。

とても長い日記です。
言葉がまとまらなくて長くなりました。

①~心のラジオ~


以前 時々このブログで
「声の気まぐれheartstation」という
ラジオ的な声の日記を発信していました。

以前はインターネットラジオでパーソナリティをしていたのですが
引っ越しのためにスタジオでの収録ができなくなり
このブログできまぐれにやっていたのです。

誰か一人にでも声の電波が届いたら嬉しいな・・・

そんな気持ちでした。

そしてその「番組」(と、あえて言わせていただきます)を
毎回とても楽しみにしてくれていて
感想も伝えてくれて、最後には必ず
「次も楽しみにしてるよ」って言ってくれた人がいました。

健さん という友人です。

その健さんが・・

10月27日(金)
天国に旅立って行きました。

実はこの日、私は

ハローハッピー868 (エフエムこしがや)の
サカガミタカオさん という方のラジオ番組
「サカガミタカオ オレンジの世界」にゲストに呼んでいただき
その収録をしていました。


この時点ではまだ
健さんが天国に旅立ったことは知りませんでした。

でも、収録の時私がふと頭をよぎったのは
「健さんに聴いてもらえるかな」ということでした。

10月10日にお見舞いに行った時
沢山おしゃべりをしたんです。
そして、退院して自宅で治療し
元気になるって約束したんです。

だけどその時は、スマホを操作する力もなかった健さん。
それでも、ラジオなら聞いてもらえるかもしれない!って
思っていたんです。
生きる力を届けられるオレンジパワーの番組でした。
でも、叶わなかったね・・

健さんはラジオをこよなく愛する素敵な人でした。

健さんのオリジナル曲に「心のラジオ」というとても素敵な歌があります。

「心のラジオ」~ささやかなこの人生

ラジオの奥から聞こえてくるのは
ちょっと寂しげなあの頃のメロディ
ギターを片手にいつも歌ってたのに
なぜか寂しげな俺たちのメロディ
深夜のDJ もいちど聴かせて
遠いあの日の懐かしいメロディ

心の底から響いてくるのは
あの子にささげた飛び切りのラブソング
心を込めて歌ったはずなのに
今は胸に残る思い出のラブソング
覚えたての頃で言葉を並べて
ありったけの愛をつづったラブソング
寂しげな歌ばかりだけど
忘れはしない
心の底のラジオから今でも響いてる

ラジオの奥から流れてくるのは
遠いあの日の青春の涙
瞳を閉じてそっと閉じて
心の中のラジオを鳴らそう



私がこのブログを
heartstationという名前にしたのは
宇多田ヒカルさんの歌から感じ取る
「心の電波」と私が思う「心の電波」が
どこかで一致したから。

心の電波はどんな距離に居ても
きっと伝わると信じています。
それがたとえ「天国」だとしても・・・!
ちなみに 
健さんと最後に会った日は10月10日。(病院へお見舞いに行ったのですがお元気でした)
ラジオのオンエアは 初七日11月3日(金)
ラジオの再放送は 健さんと最後にあった日から
ちょうど一か月目の・・・11月10日(金)になります。
何か繋がっているような気がしてなりません。
健さんはこの心の駅に
そっと降り立ってくれていたのかもしれません。
 ありがとう。健さん。
 
 
②~永遠にあなたはそのままで~


健さんは一年間病気と戦っていました。
そして先日天国へと旅立ってゆきました。

でも
一年前は こんなに元気で
一緒に歌ったんです。

健さんが旅立って
三日たった今も信じられません。

二年前も三年前も
時々一緒に歌いました。

二人で歌うことになったきっかけは

時々ご一緒するライブでは、男女のユニットが多くて
ピンは私たち二人だけ・・ということがあり
それなら今度一緒にやろうよ!って。

健さんと私はお互いに昔から「アリス」が好きで
アリスの歌なら間違いなく一緒に歌えるね!って。

健さんがステージで

「アリスの歌」を歌うときは
ギターやパーカッションを一緒にやらせてもらったりもしました。

本当に本当に楽しかった。

出逢ったのは10年近く前。
大森のライブハウス「風に吹かれて」でした。

一人一人のつながりをとても大切にしていた健さん
ご家族を何よりも愛し
あらゆる出来事を人と分かち合い
なによりもビールを愛し
ただビールを飲むだけの動画もありましたが(笑)
それがとても幸せそうでした。

しかし年末ちかくだったかなぁ・・
あるときその大好きな「ビールがまずい」と
SNSへ書き込みがありました。

体調が思わしくなかったんですね。
だからアイスクリームを食べたりして
ビールを飲めない寂しさを紛らわしていました。

そして、なぜまずいのかと・・いつも
SNSにぶつけていました。


そんなとき、私自身にもちょっとした問題が起こっていましたが
それは伏せていました。

所が、健さんは自分の事もあるのに
私の事を気遣ってくれてメッセージが来たのです。
「なにかありましたか?」・・・・

彼はどんなときでも
心の電波を感じ取ってくれました。

すごい人です。
それはきっと誰にでもそうだったことでしょう。

自分の事よりまずは友達、家族の事を大切にする。
でも自分の事も思ったまま正直に言葉にして
人に伝えられる人でした。

でも私は、彼自身の体調が良くないのに
余計な心配をかけたくありませんでした。

だから、「大丈夫、今私に起こっていることは、
いつ解決できるかわからない問題だから、
解決したら伝えるよ。心配しないで。大丈夫」って伝えました。

それを伝える前に天国に行ってしまった健さん。
いつも心をそっと包んでくれた健さん

沢山の痛みを乗り越えて
最後まで生きることを諦めなかった健さん。

乗り越えた先には家族の愛があり
多くの友達の愛があって・・・
大好きな自宅で大好きなご家族に見守られながら
静かに痛みと苦しみが消えていったことでしょう。
もう苦しまなくていい。戦わなくていい。
でも本当に頑張ったよ。



健さん、
私たちの心の中にはこれからもずっと
人にそっと寄り添ってくれている健さんが生きています。

この歌のように
そっと そっと・・

永遠にあなたは
そのままです。


「走っておいで恋人よ」-アリス-

涙流し疲れた時
僕の腕の中で
静かに夢を見るんだよ
全てを忘れて
顔は見ないさ はずかしいだろう
永遠にあなたは そのままで・・・

そっとほほ寄せ言ってみる

素敵な恋人
生きてる事に疲れた時
どこへも行かずに
走っておいでよまっすぐに
全てを忘れて

顔は見ないさ はずかしいだろう
永遠にあなたは そのままで・・・

そっとほほ寄せ言ってみる

素敵な恋人

 

2016・10・8春日部「和音」走っておいで恋人よcover

コメント (2)
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