「時計台の街」は番組のオープニング曲にしていたということもありますが、
自分の作曲した作品の中で、一番多くの人に聞いてもらっている曲です。
どこにいても精一杯前向きに生きていこう!というメッセージソングでもあります。
でもこの曲が世に出るまでの期間は
作詞者の「HeartLand」に詞を渡されてから4年もたっています。
Heat to Heatは
時間にとらわれず自由に音楽を作り上げていく活動…
と言っても1日で作ってしまう時もあるのに
この曲はあまりにも時間がかかりすぎてしまいましたが(^_^;)
最終的にはCD化できたので私にとっては宝になりました。
Heat to Heat
それは多分この先もエンドレスであるにちがいありません。
ラジオ番組のHeat to Heatは現在の所放送を止めていますが
ラジオがきっかけでHPを立ち上げられみなさまと交流が持てたこと…
それも私の宝なのであります。
人は何か情熱を燃やしている事があるとそこから小さな火の粉が飛び散り
沢山の幸せをもらうことができるのかもしれません。
だからそれを無駄にしないように生きていきたいです!
昨日HeartLandに誘われて見た映画
「タイヨウのうた」は、
そんな幸せをそっと分けてもらえることができた映画だったような気がします。
「音楽」は奇跡を起こし、そしてまた時を超えて永遠に残るもの。
共感する部分がたくさんありました。
ギター一本で路上ライブをしてメジャーになった
シンガーソングライター「YUI」が
XP(色素性乾皮症)という病気と向き合いながら命つきるまで歌い続ける少女「薫」の役を演じています。
この映画は、その「薫」とYUIの歌がストーリーの中でうまくリンクしています。
切ないけれどとってもピュアな青春ラブストーリーです。
メッセージが至る所盛り込まれていて
とても丁寧な作品で胸がじんわりする物語でした。
江ノ電と海辺の風景…そして「太陽」は希望であり絶望…
やさしさとせつなさと不思議な幸福感がたまりませんでした。
一人一人のキャラクターや場面に大切な意味がある気がしました。
シンプルだけど、きっとこの映画の場面と音楽は
私の中にずっと残っているでしょう。
7月からこの映画がドラマ化されるそうです。
出演者は違いますがテレビも是非ごらんになってみて下さい。