雲と空  

日々のこと、相撲のこと。

「世界音痴」 穂村 弘

2005-05-20 18:29:28 | ひとりごと
たまには最近読んだ本の紹介でも・・・。
といっても 昔のようになかなか読む時間も作れないのですが。

穂村 弘、本職は短歌を作っている人のようです。
読売新聞(日曜日)に毎週(or隔週かな?)で
「読むサラダ」というコーナーがあり 色々な人がちょっとしたエッセイを書いています。
3月は この穂村 弘でした。

そこで 初めてこの人の文章を読んだのですが
なんだかほのかに面白い。
声をたてて笑うような話では決してなくて
なんとなく「フフフッ」って笑うような。
それも「ほら、面白い話でしょ?」というものではなく
彼は大真面目、彼の周りの人たちも大真面目、
なのに普通の人から見たらフフフな出来事が綴ってあるのです。
(自分が「普通の人」なのか、というのはちょっと難しいけど)

それで 彼の書くものにとても興味を持って
早速図書館に行って 彼のエッセイを検索してもらいました。
そして借りたのが この本。

私にとっては 久しぶりのヒットでした。

人付き合いにおいて独特の感覚・距離感を持ち(どちらかというと苦手なのかな?)、
そして最終的には自分が世の中で一番かわいいと思っている彼。
今 そんな人はたくさんいるのかもしれないのですが
でも、彼が違うところは それを自分でよく理解してるところ。
それでも 変えられない「自分」。
そんな自分を時に第三者的に見て分析して・・・。 

彼は一人で回転寿司をよく食べに行きます。
いつもコートを着たまま席に着くのです。ヘンですよね。
知らない人が見たら「何、あのヘンな人!」って感じでしょうが
でも彼には彼の理由があるんです。

店に入ってコートを脱ぎたい。でも、脱いだコートはどうする?
”お一人様”はカウンター席なので荷物を置く場所がない。
膝の上? そんなことして醤油でもこぼしたらどうする!!
となるといったいどこにコートを置けばいいんだ!
ええぃ、面倒くさい。コートごときでこんなに悩むなんて。
もう、この際 着たままだ。これからはずっと着たままだ、って。

彼は、私とは全然違うタイプの人だし、彼の行動も私は絶対しないよー、ってことばかりですが
でも これが不思議と理解できるんですよ。
なんだかとってもよくわかるような気がするんです。
マネはしないけど でも彼の理由はよくわかる。
ここが彼のエッセイに私が惹かれる理由かも知れません。


でも これはきっと好き嫌いがあると思います。
好きな人には 結構この人はハマルかもしれません。

ちなみに本職の短歌の方は・・・
うーん、残念ながら私の心には響きませんでした。
というか正直ちょっとツイテいけないというか
それは日本語なんだけど 違う星の言葉を読んでいるようでした。
もしかして、短歌ってそんなものなのかな?

また次のエッセイでないかな?
(もしかして もう出てる??)

最近はあまりまとまった時間を読書にさけないので
こま切れ時間でも大丈夫なエッセイを読むことが多いですね。
他にも何か面白いところ(人)を新規開拓したいと思っています。
「求む!情報」です。

衣替え・・・・

2005-05-20 09:22:33 | 子育て日記
最近 衣替えをするたびに思うのですが
妊娠以来毎年着るものが変わっています。自分の好みとは別に。

それまでは 夏以外はほとんどジーンズ、たまにロングスカートだったのですが
おなかが大きくなってきてからは そうもいかず
もっぱらおなかがゆっくりしたものばかり。
いかにも妊婦というのはちょっと抵抗があったので
チュニック+スパッツ や エスニック系ゆったりめロングワンピースなどを
愛用していました。

しかし 出産後は授乳のことがあり そんな長いものを着ていたらたいへん!
(下から全部めくりあげないとなんて・・・考えるだけで悲惨ですねー)
そんなわけで もっぱら上下分かれた服。上は授乳しやすいように
ゆったりめor伸縮性の良い生地の服ばかり。
下は またまたジーンズになりました。
スカートもはけたと思うのですが なんだかそんな気持ちの余裕が
なかったですねー。

となると ジーンズが足りなくなり 何本か、いろんな色を加えて補充。
そして 夏は やっぱりジーンズでは暑さに耐え切れず
今度は薄手の見た目も涼しげオフホワイトの7分丈のパンツを購入。
ふくらはぎが超たくましい私は これまでこの丈は敬遠していたのですが
昨年の暑さではそんな見た目をどうこう言っている状況ではなくなり
恥をしのんではくことにしました。
しかし これが予想以上に快適。
ふくらはぎも 私の頭の中に焼きついていた姿は
スポーツをしていた時のピーク時の太さだったようで 
これも実際はいてみるとまぁまあギリギリ耐えられるかな、と。
すっかり虜になり 昨夏はすっかり愛用しました。

そして 今年。 沖縄旅行のため早めに夏物を着ることになったのですが
昨年愛用の7分丈パンツが どうにも使い勝手が悪いのです。
と、いうのも 抱っこするたび 娘の靴で汚され真っ黒。
座って抱っこなんてしたら パンツにはスタンプのように
はっきりくっきり娘の靴裏がプリントされる始末・・。
今年は もっと濃い色の7分丈パンツを買わないとだめかな・・・。

そんな感じで このところ毎年衣替えしても全く着ることなく
そのまま また収納される服もたくさん出ています。
もう少し子どもが大きくなったら 好きな服が着られるように
なるかな?


でも 子どもが生まれる前とまったく変わらないように(たぶん、想像)
おしゃれを楽しんでいるお母さんたちを 街で見かけることが多いですよね。
特に若いお母さんたち。 髪も化粧もばっちりで 羨ましいな。

私なんてもう何ヶ月も美容院に行っていないのに・・・。
(これはひとえにつれあいが一人での子守が苦手なのが原因!!)
なんで 私ってばこんなに余裕がないんだろー、要領悪いなー、って
いつも羨ましく思いつつ まぶしい彼女達を遠めに見ています。
 

皆さんは どんな洋服を着てますか?

子連れで沖縄旅行☆水遊び

2005-05-20 01:38:44 | 子育て日記
さてさてさて 気になっていた”娘が海を見ての反応”は・・・・

特にこれといってリアクションナシでした。ちょっとがっくり。
「ほら海だよ」って言うと 一応「うみ~」と復唱はするのですがそれだけ。

まぁ、まずは砂浜で 大好きな砂遊びでも・・と始めたところ
どうも砂が足にかかるのが イヤみたいでとても不快そうな顔。
そういえば 貝堀は長靴だったし。
「大丈夫、大丈夫」となだめて励まし どうにか砂遊びを始めたものの
やっぱりちょっと不快そう。
このくらいの子どもって皆こんな感じなんでしょうか?
それともうちの子は神経質なのかな??? (ちょっと心配)

今度は 私が抱っこして海につかってみることにしました。
しかし、水が冷たい・・・・。 いくら沖縄とはいえやっぱりそこは5月。
それに昨日は天気悪かったし。(関係ない??)
とはいえ 周りの既に着水している友人達にそそのかされ
勇気をだして 1歩1歩進んでいきました。
それでなくても 水(お風呂)嫌いな娘が
こんなに冷たい水に入れられたら 大泣き間違いなしと思っていたのですが
足を進めるたびに 「づ・づ・づめだ~い!!(冷たい)」と
絶叫する私を見て ケタケタ機嫌よく笑ってる!
こうなるとご要望にお答えして 私はますます大声を張り上げるのでした。(母頑張る)

そんな感じで 海水浴はそれとなく楽しんでくれたようです。ホッ。


引き続き 冷えた身体を温めるべくそのまま室内プールへ行きました。
これがすごく暖かくて冷えた身体には最高!(普通はそんな楽しみ方しないか!?)
まるでお風呂のようでした。
しかし、娘にとっては この「お風呂のよう」というのがマズかったのか 
すっかり怯えてしまいました。
これも時間をかけてなだめ励まし どうにか少し慣れてきたので
友達の子どもの 浮き輪(抜けないようにおしり受け付き)を借りて
乗せてみたところ なんだかうっとりした顔。
良かった~!!気に入ったんだ!!と喜んだのもつかの間
今度は ね、眠りだした~!! こんなとこで眠られたら大変!
シャワーあびて着替えさせないといけないのに!!
大慌てで水(お湯)から引き上げ シャワーへと急ぎました。参った、参ったでした。

そして 最後の難関「お風呂(温泉)」
予想通り洋服を脱ぐところからグズグズ言い始め
浴室の扉の前では 私の足にまとわりついて動こうとしません。
しかし 無理やり抱きかかえ中にいれたところ
中には同じくらいの子どもが結構たくさん。
「ほら、みんなニーコニコで入ってるよ。気持ち良さそうだよ。」と
いうと 周りを伺い一応納得したらしく 泣くのをやめてくれました。
そこからは いつもとは打って変わって涙ひとつ見せず(といっても楽しそうではなく)
見事にお風呂をクリアしたのでした!!
このくらいの歳でも こんなに周りを意識するんですねー。びっくりでした。
(この作戦で卒乳できないかなーなんて思い始めてるんですけどねぇ)

これをきっかけに もしかしてお風呂好きになってくれたかも???と
淡い期待を寄せていたのですが・・・・
翌日 部屋でのシャワーはいつも通り激泣きでした・・・。トホホ。

そんな感じで まずまずの、予想よりは上出来の水遊びとなりました。
良かったです。

最終日のプールでは 両腕に浮き輪をつけて 一人で水の中を歩くまでに進歩し
つれあいとふたり 感激しました。 
(お風呂は相変わらずで 今日も大泣きでしたが)