ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

11月のモザイク教室

2011-11-14 09:05:53 | Singapore/習いゴト
先週土曜日、モザイク教室へ行ってきました。
今回は、クリスマスツリーを作ります。
 
  こちらは本物のクリスマスツリー。
   シンガポールでは街のあちこちでクリスマスに向かってばく進中。
 
その日、私は1時間の遅刻で到着したのですが、
先に始めていたはずの友人ふたりが、ちっとも進んでない!
「今月のは、そんなに難しいの!?」
 
聞くと先生の素敵お見本ツリーが2バージョンあって、
どちらを作るか、悩んで悩んで悩んで決められなかったとか。
確かにどちらもステキすぎ。
  
 
でもあなたたち、悩みすぎ。
 
悩みぬいたふたりが選んだのはシルバー。
南国シンガポールのクリスマスには涼しげでいいかも。
びっしり鏡でうめつくされたまぶしいまでの輝きと都会的な色合いは私にもグッときましたが、
田舎モノは昔ながらの緑の方にしました。
緑に赤にきらきら、その組合せが小さい頃からのクリスマスツリーのイメージで、
なつかしくって、見ているだけで幸せだった子ども時代を思い出すので
 
いや、今も幸せですけれど。

伸びないざかりの英語の勉強をのぞくと、
苦労のくの字もしてなくて、申し訳ないくらいですけれど。
 
はい、遅刻した私は遅れを取り戻すべく、さくさく作らないとね。

          

今回のツリーの良いところは、
バランスよく上手にガラスを貼りつけられなくって白い石膏部分が多くなっても、
それは雪ってことでごまかせるという点
そんな言い訳や逃げ道が残されているなんて、負け犬人生の私には朗報。
 
で、気を楽にしてテンポよくざくざく貼りつけていくと、先生が、
「さすがにスキマが多すぎでは?」と苦笑い。

   
そうですか、スキマ多すぎですか?
石膏の白さばっかり目立っちゃいますかね。
豪雪地帯のツリーってことで、だめですか?
 
気を取り直して、スキマもちまちま埋めました。
今回からはダイソーで調達したピンセットを持ってきたので、
小さなスキマにもピシッと入れられて便利でした。
シンガポールにもダイソーはあるのです。
2ドル均(約130円)とちょっと強欲だけど、いつも繁盛しています。
 
     
石膏を均等に塗り込めたり、磨いたりする工程が苦手というザツな私ですが、
白いところがアラになったり、磨き残りで輝きがくすんでいても、それは雪
なんて便利なの、クリスマスツリー。
どこまでも私の味方のクリスマスツリーは、だから初心者にも作れるそうです。
そこのあなたにも朗報でしょ。

 
いつもの工程のあと、てっぺんに星を刺してもらい、
きらきらボンドでデコレーションして、ろうそく部分を貼りつけました。
調子にのってろうそくをつけすぎて、炎上寸前のツリーとなりましたがそれもご愛嬌で。

    

ニスを塗ってもらって、乾かして完成。
待っている間に友人が買ってきてくれたチキンパイをいただいたり、
ハチミツブームの私にうれしい、すばらしく美味なハチミツをいただいたり。

      

 
今回は貼りつけるパーツも工程も多くて、いつもより時間がかかりました。
その間、クリスマスや年末の予定を話したりで、楽しかったです。
工程が多いと私たちはぶーすか言うだけですが、先生は準備も指導も大変だったかと。
ありがとうございました。
外の暑さを忘れて、ちょっと早めのクリスマス気分に浸れました。

   これで殺風景だったわが家にも、クリスマスがやってくるようでうれしいです。
                                   
シンガポールで初めて迎えるクリスマスを楽しみにしています。
これから年の瀬までは本当に早い。
南国でもそのあわただしさは同じなのかな。
 
       

新しいシロクマ

2011-11-13 14:03:16 | Singapore/物欲
シロクマ相方が昨日から一時帰国で日本へ旅立ちました。
 
最近の彼は四季のないシンガポールへの不満が噴出気味だったので、
仕事とはいえ、ガス抜きにもなってよろしいんじゃないでしょうか。
とにかく暑いのが苦手な彼、秋深まる日本を楽しんできてください。
 
さて、彼の日本での仕事、その内容なんですが。
1.会議
  これはわかります。
  全部の会議をテレビ会議にはできないもんね。
2.出張
  なんかのプロジェクトの進捗を自分の目で確認するんだそうな。
  これもわかるかな。
3.パーティ出席
  なんですか?
  わざわざ日本へ帰ってまでも出ないといけないもんなんですか?
 
ともあれツマは1週間、のびのび生活しようと思います。
もちろん英語の勉強もしますよ。
ウレシイのは、マクロビご飯作りと食事&晩酌、後片付けに費やす時間が有効活用できること。
だって、晩ご飯だけで毎日4時間以上かかってるんですよ。
普通のご飯を作ったり、働いていたり、育児中だったり、もしくはそのすべてをこなしてたり、
そんな世の多くの女性には信じられないことでしょう。
私だって、ひとり暮らしのときは作るのと食べるのと後片付け、全部あわせて30分くらいでしたから。
え、手抜きしすぎですか?
 
 
とはいいつつも、相方がいないと淋しくないか心配?
 
そんな心配は無用です。
ツマには新しいシロクマがいるのです。
 
 
ご紹介しましょう。
彼が新しいシロクマ。
    
 
8月の一時帰国の際、日本より連れ帰りました。
 
この彼、捕らわれの身でミイラのように生気がなかったのに、
自由の身となり水を得たシロクマとなった後に、
しっかり冷やしてやると、恩返しに暑さをしのぐお手伝いをしてくれます。
   
 
これが彼が捕らえられていたパッケージ。  
  

 
夜、シロクマ体質の相方が冷房をきんきんに効かせるのが南国体質の私にはつらくて、
だから仲間を抱いて寝てもらったらいいんじゃないかなと思って。
ペンギンだとハンターの血が騒ぐと思ってシロクマを選んだのに。
名案だと思ったのに。
 
 
まったく相手にしてもらえませんでした。
シロクマは単独行動の動物だからでしょうか?
 
せっかくだから彼の生態を観察。
新参者の彼は普段は冷凍庫に住んでいます。
   

最近は自慢の真っ白なカラダが汚れないように、窒息しそうになりながら身を守っています。  
 
                                                

私が古参者の彼のビールを冷やし忘れたときなどに、優しい彼は何も言わずに助太刀してくれます。

                  トラを冷やすクマ。

 
雨季で雨が多いせいか過ごしやすいシンガポールですが、
よりエコな生活を目指して、1週間、彼と仲良く過ごすつもりです。
 
やかないでね、古参の彼。
 
って、相方はこのブログの存在すら知らないんですけれどね。   


ナゾの交流会

2011-11-12 06:58:54 | Singapore/外出&食い意地
昨日は授業のあと、
先月お話したナゾの交流会に行ってきました。
 
ほら、S嬢の話を相方にしたときに、
彼が「そんなに魅力的な子なら、今度連れておいで」って言ったという例の集まりです。
 
カナダの方が主催する異業種交流会みたいなもの。
それはいったいどういう集まりなの?
ナゾが解けました。
 
その方の職業がエグゼクティブクラス専門のヘッドハンターでした。
ヘッドハンティングってアレでしょ?
仕事のできる人を狩ってよそに調達して、紹介料をもらう仕事なんでしょ。
それでご飯が食べられるほど、ちゃんとした額のお金がもらえるほど、
世の中には紹介して欲しい企業やらと、狩られる人材がいるってことなんですね。
 
大阪に20年以上いたというその方は、
一見すると「関西弁をしゃべるおもしろいガイジンさん」。
それでエグゼクティブクラスのハンターとしてスペシャリストなわけですから、
実はデキル男なんでしょう。
デキル男は、ネットワーク構築もデキル。
ハンターにとって人的ネットワークは大変重要。
それでふだんからそういった集まりの場を設けたりしているみたいです。
 
エグゼクティブクラスのデキハンターが声をかけた集まり。
集まったひとたちが魅力的でないわけがありません。
別に就活しているわけでもない相方は、彼らに魅力を感じて参加したのでしょう。
 
 
 
昨日の感想…
 
心を入れ替えて、英語を勉強します。
 
もちろんその他の勉強も必要ですが、まずは英語ができないことには。
スキルとしてというより、まずはツールとしてのレベルに到達しないことには。
 
 
昨日の会、「時間厳守で」みたいなことを言われていたので、
S嬢とともにそれに従い、授業が終わるとすぐに会場に向かいました。
 
 
 学校の休み時間に食べたおやつ。 
    
 左:今日もリーディングとカンバセーションの先生、ジャッキーは私たちの餌付けに余念ナシ。
 中:私は自家製ヨーグルトで焼いたケーキを持っていきました。
 右:S嬢からは、インドネシアに行ってきたとなりのクラスのご友人からもらったお菓子。
   写真にはありませんが、A嬢はイギリスのアールグレイの紅茶をくれました。
 
なのに相方からは、
 「僕は残業で遅れるから、君たち勝手に行っといてね」とか、電話が入るし。

 
ふたりで時間どおりに行くと…

 
 
ほぼ白人さんしかいませんでした。
 
ひいぃ。
 
「誰か日本語しゃべれる人いないの!?」
 
先のカナダの方もちょろっと日本語を話してくださいましたが、
いかんせんまわりが欧米系の方ばかりだったので、会話は自然に英語に
 
全然わかりません。
 
きれいサッパリ聞き取れない。
 
 
私にも少ないながらも外国人の友人もいるし、基本、海外はひとりで旅をする派なので、
外国人ばかりの中にひとり日本人、という環境も初めてではないのです。
 
でもその場合、誰かが日本語も話せたり、
英語しか話さない場合でも彼らが私の理解度に応じて話を進めてくれました。
つまりface to faceのコミュニケーションであるか、私がお客さま待遇であるかだったので、
わからない言葉の説明を求めたり、聞き取れないフレーズを何度も聞いたりは、
私の意思次第、自由自在だったのです。
そういうふうに自分を甘やかしているから、こんな英語力のままこの年齢に。
 
でも今回みたいに自分がその他大勢のひとりだと、そんなことはできっこない。
そうすると、わからないまま、またはフレーズ丸々聞き取れないまま、
どんどん会話は進んでいくわけで、
 
 
最初の方ですでに置き去り
 
最初の方といえば最初じゃないみたいだけど、
 
カッコつけないで言うと、
 
ようはスタート地点で立ち往生
 
 
みなさんと同じ位置に立てていない。
 
 
それこそ、シンガポールに来てどのくらいとか、何をやってるのかとか、
自分に向けて話される挨拶レベルの話しかできませんでした。
S嬢はそもそも私と同じクラスにいるのがおかしいほど、私よりずっとデキル人なので、
楽しそうに話していました。
 
 
     
      建物の中、みなさんのいる会場に到達するまでの、ずっと手前にあった象のオブジェ。
      私の“会話についていけてない度”もちょうどこのあたり。
 
イギリス人、アメリカ人、ニュージーランド人、カナダ人、シンガポール人…。
CEOやプレジデント、マネージャークラス、弁護士、ディーラー、投資家、等々。
誰がどれだけエライんだかよくわからないままに、英語の名刺が続々。
白人さんたち、見た目どおり仕事もホワイトカラー
 
ああ、彼らの話がわかりたい。
第一線で仕事をしている人たちのお話って、やはりわくわくします。
入り口からいきなり高度な経済問題を語ったりはしないでしょうから、
出だしの話題くらいはついていくようにしないと。
なのに、相づちさえ打てなかったです。
最初っからそんなだと退屈な人間、考えのない人間と思われてしまって、相手にされない。
彼らがどれだけ好意的であっても、無反応な人間を相手に仕様がないんですよね。
身の置き所のない有様でした。
 
もっと身を入れて英語の勉強しないと!
 
もちろん日本人も続々とやってきたし、
欧米系の方々のなかには流暢な日本語で楽しそうに話してくれる方もいましたが、
ホネのある、おもしろそうな話は英語で語られているようでした。
ナゾの交流会の正体は解けましたが、
英語のわからない私には、彼らの会話はナゾのベールに包まれたままでした。
ナゾがいっそう深まっただけのような、私限定で。
 
 
 
遅れてきた相方に帰りのタクシーでその日の感想を聞かれたので、
素直にそういったことを話しました。
「そういう風に思えるようになっただけでも、進歩あったんじゃない」
 
それがねらいでしたか。
そう思わせるために、参加させたのね。
ツマのバカがばれるのは、彼にとっては痛手。
大変リスクがあると思うのですが、
リスクを取ってでもリターンを期待してるってことでしょうか。
そこまで危機感もたせるほどの私の英語力って…。
それほどまでして追いつめないと火がつかないと思われている私のやる気度って…。
 
思うツボにはまるのはくやしいですが、
歯牙にもかからない人間でいるのはもっとくやしいので、
本気で勉強してやろうと思いました
 
今後、当ブログの更新頻度が落ちたら、
本気に火がついたと思ってください。
 
 今朝の朝食。
 昨日がおやつざんまい&居酒屋メニューの晩ご飯だったので、フルーツで軽く。
   
 アメリカのオーガニックリンゴ(10個入$4.5、約290円)、中国の柿($0.8、約50円)、
 イタリアのプラム(12個入$1.95、約120円)。
 日本の秋が恋しくて初めて買った中国の柿は、十分甘いけれどやわらかめ。
 
 

プールの横顔

2011-11-11 08:59:21 | Singapore/外出&食い意地
日本から遊びに来る友人たちは必ず、マリーナベイサンズに行きたいといいます。
ソフトバンクのCMで一躍有名になった旬の観光地ですもんね。
       
で、あのホテルのてっぺんにあるプールについて、
「あのはしっこは、どうなっているんだ?」
「テレビや写真で見る分には、はしっこから身を乗り出すと落ちそうだが大丈夫なのか?」
「あふれた水は下界へ落下しているのか?」
などと、友人の職場では話題になったそうなので、プールの横顔を。
 
       
 
同じような疑問を抱いていらっしゃった方も、すっきりしていただけましたでしょうか?
 
ついでにCMで練り練り歩かれていた公園(?)部分の昼間の顔も。
           
 
サンズのプールもマリーナ側のビルの林立する風景もすごいのですが、
それよりも私が圧倒されたのは外海側のこの風景。
       
一面のコンテナ船。
トロイ戦争でトロイに攻めてきたローマ軍の船の数と威容さってこんな感じだったんじゃない?
そう思うくらいの、船、船、船。
 
シンガポールは人口500万人、東京23区や淡路島サイズの小国ながら、
港湾別のコンテナ取扱量では世界2位の実力なんですよ。
去年か一昨年までは1位でした。
現在の1位は上海。
そのコンテナの80%だったかな、それくらいはシンガポールを通過して他国に行くのです。
地理的に東南アジアの中心に位置するこの国の、
港湾の整備、ハイテク化などの改善により、
コンテナの積み下ろしと税関を劇的スピーディにした結果の実力だそうで。
自国の強みをよく考えたやり方は、貿易だけでなく金融や観光産業にも。
経営学で「選択と集中(Selection and Concentration)」という言葉を習うのですが、
それを国レベルでやって見事成功した好例が、シンガポールだなあ、と。
 参考までに「選択と集中」とは、
 自社の得意な事業領域を明確にし経営資源を集中的に投下する戦略、とのことです。
 
話が大きくそれましたが、
マリーナベイサンズ、プールそのものは宿泊客しか入れません。
でも「サンズ・スカイパーク」という展望台デッキに入れるチケット($20、約1,300円)で、
プールデッキの一部には入れます。
最近、プールデッキの入場もかなり制限されるようになったみたいなので、
せっかく行くなら何としてもプールデッキまで、という方は事前にご確認ください。
 
ちょっと賢そうなことも書いてみたくなったので、
以上、相方の受け売りもりもりで仕上げてみました。

読書の秋

2011-11-09 10:33:20 | Singapore/日々の暮らし
相方は読書家です。
 
ご飯を食べながら、テレビを見ながら、夜寝る前に、休日にベッドの中で、
と、日本でもシンガポールでも季節も考えず、いっつも本を読んでいます。
でも、読みかけのページを開いたままの本をあちこちに放置するので、
掃除がしにくく困りモノです。
 
最近の愛読書。
   
  元首相リー・クワンユー氏の武勇伝、上下巻セット、ケースつき。  
  分厚さがわかるようにモノサシをあててみました。
  1冊8cm強。16cmも自慢話ができるくらい、彼はすごいってことですね!
 
当然、早々読破できるはずもなく、長く放置されております。
 
 
今朝、昨日読んでいたはずの本をいそいそと持ち歩いて、棚の上に立てていました。
いつも放ったらかしなのに、珍しいこともあるもんだ。
何しているんだろ?
 
聞いて欲しくなさそうな背中だったので、彼が家を出るのを待ちました。
 
出勤するなり、棚に近づいて、本をチェック。
濡れていました。
     
     「マレーシア新時代」って本でした。
     中身は…ページがくっついていて見られません。
 
お風呂で読んでいて、うたた寝して水没させたとみた。
 
トイレとかお風呂とか、そういうところで読むのが好きなんですよね。
そしてお風呂ではよく居眠りしています。
(私は別のバスルームを使うので放置。この気候だしシロクマだから風邪もひかないし。)
狭いところが落ち着くのかな? 
そういやシロクマって、寒さが一番厳しい季節、穴にこもるんですって?
 
 
今から登頂です。
短いですがこの辺で。
 
2日休んだ授業、リーディングとカンバセーションクラスの遅れもまだ取り戻せてないのに、
あさってはグラマーのテストなんです。
今度こそ最下位脱出しなきゃ!
 
だけど私、山は登るよりもふもとで景観を楽しみたいタイプです。