みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

雪音の徒然声 不味いタバコ

2016-03-08 23:03:20 | 日記
頭痛がひどくて朝方起きて、何気なくカレンダーを見たらいなくなった彼の誕生日だった。人の記憶は変な所で罪深い。5年前のこの日あたしは力一杯浮かれていた。サーティワンのケーキを買ってバカみたいに料理作って、へらへら笑っていた。まさか3日後に全てが変わってしまうとは知らずに。残ったのは5年間外せないシルバーのピアス。と二度と食べれなくなったサーティワン。当時一緒に吸っていたタバコを買って見た。不味い。年月は味覚すら変える。涙が出て来て、でも何で泣いてるのか分からなくなった。結局残された自分が可哀想なだけじゃん。ピアスだっていつまでも外せないのはあたしの弱さだ。本当あたしはあたししか愛していない。噛む爪もなくなってこれもリスカと変わらない、と情けなくなった。足の爪までひっべがして血塗れの足で歩いた。歩くたび痛かった。これも自己愛じゃない?情けない。情けない。情けない。